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2022年08月01日円高要因から国内金相場はマイナス圏で推移し続落した一方、パラジウムは7連騰し約3週間ぶりの高値を更新↑

金相場】週末29日のNY金相場は、ドル安の流れや米国長期金利の低下を背景に買われ続伸。中心限月の12月限は1トロイオンス1781.80ドル(+12.60ドル)と、終値では1日相場以来およそ1ヵ月ぶりの高値で取引きを終了。なお、週間では54.40ドル(3.15%)上昇した。米商務省が朝方に発表した6月の個人消費支出(PCE)物価指数は、前年同月比6.8%上昇し、約40年半ぶりの高水準を記録。また、米労働省が発表した4~6月期の雇用コスト指数も市場予想を上回り、インフレの高止まりを反映する内容だった。一方で、ミシガン大学が発表した7月の消費者調査ではインフレ期待率が低下。急速な米利上げへの警戒感が幾分後退し、金利やドルが反転下落する中、金は安全資産としての観点からも買いを集め、プラス圏で推移した。

国内の金相場は、円高要因から上げを消化し続落。買取ベースでは1gあたり8,236円(-62円)と、マイナス圏での値動きとなりました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

08/01  8,352円 (-64円)

07/29  8,298円 (-31円)

07/28  8,329円 (+58円)

07/27  8,271円 (+26円)

07/26  8,245円 (-26円)

07/25  8,271円 (-11円)

07/22  8,282円 (+48円)

07/21  8,234円 (-84円)

07/20  8,318円 (+30円)

07/19  8,288円 (-11円)

10日間の金相場平均価格:8,277円/g



【パラジウム相場】週末29日のNYパラジウム相場は、欧米の株式市場や原油相場の上昇を背景に強地合いが継続。中心限月の9月限は1トロイオンス2129.70ドル(+49.50ドル)と、11日相場以来およそ3週間ぶりの高値で取引きを終了。前週末29日の欧米の株式市場が堅調に推移し、過度な景気への警戒感が和らいだことから、株式と同様にリスク資産とされる原油やパラジウムにも買いが入り堅調となった。また、外国為替市場ではドルがユーロに対して軟調となった事や、米国長期金利の低下も買いを誘い上げ幅を拡大。相場は一時2137ドルまで上伸する場面もあった。

国内のパラジウム相場は、強地合いが継続したNY相場を映し7日続伸。買取では1gあたり9,878円(+38円)と、12日相場(約3週間)ぶりの高値更新となりました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

08/01  9,878円 (+38円)

07/29  9,840円 (+138円)

07/28  9,702円 (+110円)

07/27  9,592円 (+88円)

07/26  9,504円 (+38円)

07/25  9,466円 (+429円)

07/22  9,037円 (+28円)

07/21  9,009円 (-99円)

07/20  9,108円 (+115円)

07/19  8,993円 (-264円)

10日間のパラジウム相場平均価格:9,413円/g


13:35現在の金相場は1トロイオンス1769.55ドル、パラジウムは2099.60ドル、為替は1$132円66銭前後の値動きで推移しております。