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NY金相場は、最近下落した安値感から、ショートカバーや実需買いが入った事で6営業日ぶりに反発。中心の6月限は1トロイオンス1290.80ドル(前日比+10.80ドル)で取引を終了。1300ドルを割り込むなど、このところ相場が水準を切り下げ弱気で推移していたため、宝飾品の需要が強い中国などの実需筋の買いが入るとの観測も、相場を押し上げた要因に。国内の金も為替が円安・ドル高で推移している事もあり続伸↑買取ベースでは4,613円(+42円)と、4日値を上げており、4日間の上げ幅は+179円/gと、率では+3.8%の上伸。3月19日相場ぶりに4,600円台に価格をのせており、現在一段高で推移しております。
NYパラジウムも続伸。長期化するウクライナ情勢や、南アフリカのストを背景に供給懸念が強く意識された事で上値を伸ばし、中心の6限月は787.80ドル(前月比+5.85ドル)と、4営業日続伸して取引を終了。国内パラジウムも値を伸ばし、買取では2,786円(前日比+27円)と、4日続伸。昨日に続き過去12年来の高値を本日も更新するなど高値を維持しており、3連日で2,700円台で推移。値を上げた4日間の上げ幅は、1gあたり+203円(+7.2%)と、現在高騰中。直近10日間のパラジウム平均価格(買取)は2,680円となっております。
現在、地金相場は地政学リスクや、世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。 12:30現在の金は1トロイオンス1292.05ドル、パラジウムは790.20ドル、為替は1$103円95銭前後の値動きで推移しております。