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【金相場】先週末11日のNY金相場は、方向感に乏しい中、小反落。中心月の6月物は1トロイオンス1319.00ドル(前営業日比-1.50ドル)で取引を終了。前日に大きく上昇した後とあって、目先の利益を確定する目的の売りが優勢となり値を下げた形に。前日の米株式市場の急落を眺め、アジア、欧州の株価も軒並み下落した事や、ウクライナの緊張、中国経済の先行き不安から、投資家のリスク回避姿勢が強まる中、金は高値圏を維持しながらも、米の経済指標(卸売物価指数・消費者景況感指数)が共に良好な内容だった事を受け、売り買いが交錯し狭いレンジ内でもみ合い。12日に親ロシア派の武装集団が東部ドネツク州スラビャンスクの警察署などを占拠し、治安部隊と親ロシア派勢力が衝突、双方に死傷者が出た事件を受け、ウクライナ暫定政権のトゥルチノフ大統領代行は、軍を投入した大規模な対テロ作戦を行うと発表し、緊張がより一層と深刻化。
国内の金は本日反発し、買取ベースでは4,627円(+31円)と、再び4,600円台へ価格をのせており、3月18日相場以来およそ1ヶ月ぶりの高値となりました。
【パラジウム相場】NYパラジウムは大幅に値を上げ4日続伸。中心の6月限は806.80ドル(+14.50ドル)と、2011年8月2日以来およそ2年8カ月ぶりに800ドル台にのせて取引を終了。緊迫しているウクライナ問題で、米国がロシアに対して制裁の強化を警告している中、パラジウムの供給懸念が深刻化するとの観測が高まり、一時812.50ドルまで値を上げるなど大幅に上伸。節目の800ドルを超えた事により、更に上値を伸ばす可能性も。
国内のパラジウムは前営業日比+3%超と、本日大幅に値を上げており、買取では2,813円(+91円)。ウクライナの緊迫化を背景に大幅に値を上げ、2001年4月以来の高値を記録。パラジウムが2,800円を超えたのは同年5月1日以来およそ12年11ヶ月ぶりとなり、価格水準を切り上げ一段高で推移。
現在、地金は地政学リスクや、世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。