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NYパラジウムは2日続伸し、中心6月限は1トロイオンス807.10ドル(+4.80ドル)で取引を終了。長期化しているウクライナ情勢や、南アフリカのストを背景に供給懸念が問題視され上伸。ロシアが市場へのパラジウム供給量を抑制している事で、間もなく市場在庫が底をつく可能性もあり、供給への懸念が深刻化している事から現在高値圏で推移。一方で、ウクライナの緊張緩和に向けて米ロなど外相級4者協議が行われ、暴力行為の自制など4カ国で合意。これを受け、現在の情勢が緩和され供給が安定する兆しが見られれば、最近の高値感による反動から調整売りが出る可能性も。逆に悪化されれば、一段と上伸する場合も。
国内のパラジウムは本日も値を上げ2日続伸。買取では1g2,797円(+5円)。今週5日間の国内パラジウムは、週初めより緊迫しているウクライナ問題を背景に前営業日+3%超と大幅に値を上げ、2001年4月以来およそ13年ぶりの高値を更新し、買取では2,800円台へ。翌日から2日間、為替との兼ね合いや、高値反動から調整売りが出た事で下落。昨日再び買い戻され、本日も上伸となりました。5営業日では値を上げた日が3日、下げた日が2日となり、今週5営業日のパラジウム平均は2,795円と、先週5営業日平均(2,725円)に対し+70円(+2.5%)となりました。
現在、地金は地政学リスクや、世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:30現在のパラジウム相場は1トロイオンス796.60ドル前後の値動きとなっております。