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《金相場》
連休明け21日のNY金相場は、ウクライナ情勢の緊張緩和を受けて続落。中心の6月物は1トロイオンス1288.50ドル(17日終値比-5.40ドル)と、およそ2週間ぶりの安値で終了。連休中は、ウクライナの緊張緩和を目指した同国と米ロ、欧州連合(EU)の4国合意を受け、地政学的リスクがひとまず後退した事で金は売られた形に。国内の金は本日値を下げ反落し、買取では4,554円(-38円)。
《パラジウム相場》
NYパラジウムは、ウクライナ情勢の緊張緩和を背景に値を下げ反落。中心6月限は1トロイオンス777.80ドル(17日終値比-29.30ドル)と、大幅に値を下げ取引を終了。値を下げた背景に、最近のウクライナ情勢の緊迫化からパラジウムの供給不安が高まり高騰していた事で調整売りが出た事や、4カ国合意を受け緊張が和らいだ事で値を下げた形に。国内のパラジウムは続落。買取ベースでは1gあたり2,727円(-59円)と、2日値を下げております。
現在、地金相場は地政学リスクや、世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:15現在の金は1トロイオンス1286.59ドル、パラジウムは781.60ドル、為替は1$102円66銭前後の値動きで推移しております。