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週末2日のNYパラジウム相場は、引き続きガソリン車需要への増加観測や、下振れた米の雇用統計を受けたドル安による割安感から買われ大幅続伸。中心限月の12月限は1トロイオンス697.60ドル(+18.20ドル)と、直近高値を連日で上抜き、中心終値では7月1日相場以来およそ3ヶ月ぶりの高値で取引きを終了。この日のパラジウムは、引き続きドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の排ガス不正操作問題による、ガソリン車需要増加を見込んだ買いが入ったほか、今後の先行き不透明感による需給バランスの観点から買いを集め序盤より堅調に推移。また、朝方発表された米の9月雇用統計が予想に反して低調な内容となった事から外為市場ではドルが主要通貨に対して反落。ドル建てのパラジウムは、金やプラチナなど他貴金属同様に割安感から上げ幅を拡大し、一時700ドル超まで上昇した。その後、米の株式相場が下落した事や、週末を前にした持ち高調整から売られる場面もあったが、引き続き需要増加への思惑が相場を支え、この日も直近高値を上抜く展開となった。中心12月限の値動きは、高値700.60ドル、安値674.75ドル、終値697.60ドル。
今週5営業日のパラジウムは、値を上げた日が3日(29日、1日、2日)、下げた日が2日(28日、30日)と、売り買いが交錯する中、引き続き需要増加への意識が高まり堅調に推移。中でも、週後半の2日間(1日・2日相場)は上げ幅を拡大し急伸。連日で直近高値を上抜いて、およそ3ヶ月ぶりの高値を付けるなど一段高となった。週末終値(2日相場:697.60ドル)では、前週末25日終値(667.60ドル)に対して1トロイオンス+30.00ドル(+4.3%)と、4週連続プラスで越週し、4週の上げ幅は120.45ドル(+17.7%)。また、5営業日の平均相場は1トロイオンス667.50ドルとなり、5日間の値動きは以下の通り。
《NYパラジウム相場 先週の値動き(9月28日~10月2日)》
09/28 651.85ドル (-15.75ドル)
09/29 657.70ドル (+5.85ドル)
09/30 650.95ドル (-6.75ドル)
10/01 679.40ドル (+28.45ドル)
10/02 697.60ドル (+18.20ドル)
※前週25日終値比:1トロイオンス+30.00ドル(+4.3%)
5営業日のパラジウム平均価格:1トロイオンス667.50ドル
国内のパラジウムは、700ドル圏内まで上昇するなど一段高となったNY市場の値動きを映して大きく上伸。買取では1gあたり2,878円と、gあたり119円高(+4%)値を伸ばし一段高へ。前日に付けた直近高値を抜いて、6月26日相場以来およそ3か月強ぶりの高値となりました。急速に上昇した2日間の上げ幅は1gあたり+210円となり、率では+7.3%。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
10/05 2878円 (+119円) ※最高値
10/02 2759円 (+91円)
10/01 2668円 (-16円)
09/30 2684円 (+43円)
09/29 2641円 (-81円)
09/28 2722円 (+54円)
09/25 2668円 (-37円)
09/24 2705円 (+232円)
09/18 2473円 (-43円) ※最安値
09/17 2516円 (+48円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:2,671円/g
11:30現在のパラジウム相場は1トロイオンス709.20ドル前後の値動きで推移しております。