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2014年04月30日歯科用12%金パラ-4月の値動き

本日国内の金・銀・パラジウムが値を下げ反落した事で、歯科用金パラも1個あたり-50円と小幅ながら反落し、3営業日ぶりに値を下げました。GCキャストウェルM.C.の買取り価格は31,850円/個、その他の12%金パラの買取り価格は31,450円/個(共に前日比-50円)。

4月の金パラの値動きは、国内消費税率改定や、先月に続きウクライナ情勢の緊迫化を背景に地金の金・パラジウム共に高値圏で推移し、12%金パラも4月14日にはキャストウェルで31,900円と、過去最高値を記録しました。 その後はウクライナ情勢が一旦の落ち着きを見せた事で、地金も大きな価格変動もなくボックス圏で推移。先週末再びウクライナの緊迫が再燃した事でパラジウム地金が急伸し、一昨日の28日に国内では2001年4月以来およそ13年ぶりの高値(2,824円)を記録するなど高騰した事で、金パラも再び最高値圏まで値を伸ばしました。

4月は月初来よりキャストウェルで31,000円台で推移し、最高値は31,900円(4月14日・15日・28日)、最安値31,150円(4月1日)、平均では31,583円。先月3月の金パラ価格は最高値31,200円(3月7日)、最安値30,100円(3/3)、平均では30,753円と、3月に対し4月では平均で+830円(+2.6%)値を上げるなど一段高となり、2ヶ月連続で前月平均を上回り、過去最高値圏での推移となりました。2ヶ月間の平均価格の上げ幅は1個あたり+2,170円と、率では+6.8%の上伸。