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週末13日のNY金相場は、世界経済の先行き不透明感や、冴えない内容となった米の経済指標を背景に一時買いが強まるも、引き続き年内の利上げ観測を意識した売りに押され売り買いが交錯。中心限月の12月限は1トロイオンス1080.90ドル(-0.10ドル)と、ほぼ横ばい圏ながら小幅に値を下げ3営業日続落して取引を終了。この日の金相場は、米商務省が発表した10月の小売売上高が、前月値・市場予想を共に下回り低調な内容となったほか、10月の卸売物価指数(PPI)も冴えない内容となった事から、外為市場ではドルがユーロに対して軟調に推移。ドル建ての金相場は割安感から買いを誘い、一時1088.00ドルまで急伸した。しかし、こうした低調な経済指標が発表されたにも関わらず、米連邦準備理事会(FRB)の12月利上げ観測が根強い事から金買いの勢いは次第に鈍化。徐々に上げ幅を縮小し相場は売りに反転した。ただその後は、ドルの値動きを眺めた買い戻しや、米の株式相場が軟調に推移している事もあって、金は引けにかけてもみ合い状態となった。中心12月限の値動きは、高値1088.00ドル、安値1078.20ドル、終値1080.90ドル。
今週5営業日の金相場は、売り地合いが続いた前週相場の安値反動から、週前半は小幅に値を上げ続伸した。ただ、半ば以降は再び年内の利上げ観測を意識した売りが進み軟調に推移。本日を含め3営業日続落するなど調整地合いが継続した。週末終値(1080.90ドル)では、前週末終値(6日相場1087.70ドル)に対して、1トロイオンス-6.80ドル(-0.6%)と、4週連続マイナスで越週。また、5営業日の平均相場は1084.68ドルとなり、5日間の値動きは以下の通り。
《NY金相場 週間の値動き(11月9日~11月13日)
11/09 1088.10ドル (+0.40ドル)
11/10 1088.50ドル (+0.40ドル)
11/11 1084.90ドル (-3.60ドル)
11/12 1081.00ドル (-3.90ドル)
11/13 1080.90ドル (-0.10ドル)
※前週末6日相場比:1トロイオンス-6.80ドル(-0.6%)
5営業日の金平均価格:1トロイオンス1084.68ドル
国内の金相場は、週末のNY市場では小幅に値を下げたものの、時間外取引で買い戻されたことから上昇し反発。買取ベースでは1gあたり4,599円(+15円)と、5営業日ぶりにプラスに転じ、ここ最近の安値推移から持ち直しました。
《直近10日間の金相場価格推移(買取)》
11/16 4599円 (+15円)
11/13 4584円 (-13円) ※最安値
11/12 4597円 (-24円)
11/11 4621円 (-17円)
11/10 4638円 (+8円)
11/09 4630円 (-11円)
11/06 4641円 (-6円)
11/05 4647円 (-29円)
11/04 4676円 (-48円)
11/02 4724円 (-41円) ※最高値
直近10日間の金相場平均価格:4636円/g
11:30現在の金相場は1トロイオンス1090.85ドル、為替は1$122円51銭前後の値動きで推移しております。