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《金相場》1日のNY金相場は、米景気の回復期待を背景に続落。中心の6月物は1トロイオンス1283.40ドル(-12.50ドル)と、およそ1週間半ぶりの安値で取引を終了。3月の個人消費支出や、ISMが発表した4月の製造業景況指数が共に市場予想を上回る内容だった事を受け、米の景気回復観測が高まった事や、4月の米の雇用統計の発表を2日に控え、持ち高調整から利益確定売りが出た事もあり、金は値を下げた形に。
国内の金も本日値を下げ、買取ベースでは4,517円(-29円)と3営業日続落。値を下げた3日間の下げ幅は1gあたり-67円(-1.4%)。今週4営業日の金の価格推移は、値を上げた日が1日、下げた日が3日となり、週初めはウクライナ情勢が緊迫化した事で値を上げ続伸。翌営業日(29日)は米の株高や、経済指標が良好な内容だった事で、前日までの高値をつけた反動から利益確定売りが出た事で3営業日ぶりに反落。以降も米の経済指標が良好な内容となり景気回復期待が強まった事で続落し、本日は先月24日相場以来およそ1週間ぶりの安値へ。4営業日の金平均は4554.2円と、先週5営業日平均(4552.4円)に対し1g+1.8円とほぼ横ばいながら、3週間ぶりに前週平均に対しプラスとなりました。
《パラジウム相場》パラジウムは3日続伸し、1トロイオンス814.15ドル(+1.65ドル)で取引を終了。依然としてウクライナ情勢によるロシアのパラジウム供給懸念に加え、米をはじめとした世界の自動車販売が増加している事を背景に、需・供バランスが崩れ高騰。前日に続き、2011年8月2日以来となる2年9カ月ぶりの高値を記録しパラジウムは一段高へ。
国内のパラジウムは2日続伸。買取では2,835円(+11円)と、2001年4月25日相場(買取2,851円)以来およそ13年ぶりの高値を更新。今週4日間の国内パラジウムは、週初めよりウクライナ情勢が再び悪化した事を背景に買い進められ、国内ではおよそ13年ぶりの高値まで上伸。翌営業日は直近の高値警戒感から売られ1g-5円と4営業日ぶりに小反落し、翌1日は再び値を戻し反発。本日も米の景気観測が高まっている事や、供給懸念が強く意識されている事で続伸し、2001年4月25日相場以来(およそ13年ぶり)の高値を再び更新し一段高へ。4営業日では値を上げた日が3日(4/28・5/1・5/2)、下げた日が1日(4/30)となり、今週4営業日のパラジウム平均は2825.5円と、先週5営業日平均(2763.6円)に対し+61.9円(+2.1%)と、前週平均に対しプラスとなりました。
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。13:05現在の金は1トロイオンス1284.10ドル、パラジウムは813.45ドル、為替は1$102円37銭の値動きで推移しております。