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《金相場》NY金相場は、小幅ながら値を上げ3営業日ぶりに反発。中心6月物は1トロイオンス1293.80ドル(+0.4ドル)で取引きを終了。取引き序盤からショートカバーや安値拾いの買いが入った事や、ドルがユーロに対し値を下げた為、ドル建ての金相場は相対的な割安感からも買われ上伸。また、インドの新政権樹立を受け、金の輸入規制を緩和するとの観測を背景に買われた事で、一時1305.70ドルまで上げ幅を拡大。しかし、買い一巡後はじりじりと値を下げ、利益確定を目的とした売りが出た事で上げ幅を削り値を抑えた形に。
国内の金は為替が円高・ドル安に推移した事で前日比-1円と、ほぼ横ばいながら値を下げ続落。買取ベースでは1g:4,519円となりました。年初来から本日までに国内ではおよそ+6%上伸している金相場は、最高値:4,708円(3/17)、最安値:4,266円(2/3)、平均では4,494円。2月末よりウクライナの緊迫化により価格水準を切り上げ一段高へ。5月に入ってからの本日までの値動きは、最高値:4,579円(5/7)、最安値:4,504円(5/12)、平均価格:4,537円と、買取りでは4,500円圏内で推移しております。
【2014年 1月~5月現在までの金相場推移(買取ベース)】
1月 最高値:4,381円(20日) 最安値:4,282円(31日) 平均:4,331円
2月 最高値:4,570円(26日) 最安値:4,266円 (3日) 平均:4,438円
3月 最高値:4,708円(17日) 最安値:4,434円(28日) 平均:4,585円
4月 最高値:4,641円(15日) 最安値:4,529円(24日) 平均:4,583円
5月現在 最高値:4,579円 (7日) 最安値:4,504円(12日) 平均:4,537円
※1月~5月現在までの金平均価格は4,494円/g
《パラジウム相場》NYパラジウムは続伸。中心の6限月は1トロイオンス815.60ドルと、前営業日+0.60ドル値を上げ取引きを終了。国内のパラジウムは為替との兼ね合いから前日と変わらずに推移し、買取では2,835円(±0円)。昨年に続き需・供バランスから高値圏で推移しているパラジウムは、年初来より本日までにgあたり+420円(+14.8%)上伸。2014年の1月~5月現在までの値動きでは、最高値:2,873円(5/15)、最安値:2,352円(2/4)、平均では2,630円。2月末よりウクライナ情勢の緊迫化により、供給への懸念が一層強まった事を受けて価格水準を切り上げ一段高となり、5月の本日までの値動きは、最高値:2,873円(5/15)、最安値:2,781円(5/12)、平均価格:2,822円と、2,800円圏内で推移しております。
【2014年 1月~5月現在までのパラジウム相場推移(買取ベース)】
1月 最高値:2,588円(20日) 最安値:2,405円(31日) 平均:2,533円
2月 最高値:2,520円(25日) 最安値:2,352円 (4日) 平均:2,457円
3月 最高値:2,699円(24日) 最安値:2,510円 (3日) 平均:2,627円
4月 最高値:2,824円(28日) 最安値:2,695円 (8日) 平均:2,767円
5月現在 最高値:2,873円 (15日) 最安値:2,781円(12日) 平均:2,822円
※1月~5月現在までのパラジウム平均価格は2,630円/g
現在、地金相場は地政学リスクや、世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:25現在の金は1トロイオンス1294.00ドル、パラジウムは817.15ドル、為替は1$101円54銭前後の値動きで推移しております。