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2014年05月26日金・パラジウム共に反落↓パラジウムは6営業日ぶりに値を下げました。

《金相場》先週末23日のNY金相場は、米の経済指標が良好な内容だった事や、外国為替市場でドル高ユーロ安に推移した事で小反落。取引き中心の6限月は1トロイオンス1291.70ドルと、前営業日-3.3ドルで取引きを終了。独企業景況感指数の悪化を受け、米外国為替市場でドルが対円や対ユーロで上昇。ドル建ての金は割高感から相場を圧迫。また、4月の米新築住宅販売件数が市場予想を上回り良好な内容だった事で、米株価が堅調に推移した事も金は売られた要因に。一方、25日に実施される大統領選挙を控えたウクライナ情勢や、タイのクーデターなど地政学リスクが意識された事もあり下値も堅かった。26日はメモリアル・デーの為休場。

【NY金相場 先週の値動き(19日~23日)】

5/19 1293.80ドル (+0.40ドル)

5/20 1294.60ドル (+0.80ドル)

5/21 1288.10ドル (-6.50ドル)

5/22 1295.00ドル (+6.90ドル)

5/23 1291.70ドル (-3.30ドル)


国内の金は買取ベースで4,538円と、前営業日比-5円と小幅ながら値を下げ反落となりました。

 


《パラジウム相場》NYパラジウム相場は、最近の高騰による調整から6営業日ぶりに値を下げ反落。中心の6月物は1トロイオンス831.45ドルと、前営業日-5.00ドルで取引きを終了。先日パラジウムは深刻化している供給不足を懸念し、およそ2年10ヶ月ぶり(2011年7月来)の高値を更新するなど高騰した事で、メモリアルデーを含む3連休を前に利益確定を目的とした売りが出た事で値を下げた形に。

【NYパラジウム 先週の値動き(19日~23日)】

5/19   815.60ドル (+0.60ドル)

5/20   825.80ドル (+10.25ドル)

5/21   830.45ドル (+4.60ドル)

5/22   836.45ドル (+6.00ドル)

5/23   831.45ドル (-5.00ドル)


国内のパラジウムは6営業日ぶりに値を下げ反落。買取では1gあたり2,900円と、前営業日-11円となっております。


11:30現在の金は1トロイオンス1293.95ドル、パラジウムは831.40ドル、為替は1$101円95銭前後の値動きで推移しております。