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【金相場】2日のNY金相場は、米民間雇用拡大を受けた売りに押されるも、安値拾いの買い戻しや、引き続き逃避需要から買いを集めて反発。中心限月の4月限は1トロイオンス1241.80ドル(+11.00ドル)と、およそ1年ぶり(昨年2月5日相場以来)の高値を記録した年初来高値(2月11日相場:1247.80ドル)水準に値戻して取引きを終了。この日の金相場は、軟調に推移した前日相場の流れを引き継いだほか、アジア圏の株高、外為市場ではドルの上昇が金相場を圧迫し序盤は売りが先行した。また、この日発表された米国の2月ADP全米雇用報告(民間雇用者数)が、上振れた事も材料視され下押される展開となった。しかし、米国株価が下落してスタートした事や、在庫の大幅増を受けた原油相場の下落に市場が再び動揺。投資家心理がやや下向いたことから、安全資産とされる金に逃避目的としての買いが入り相場は反転した。更に、午後にかけては外為市場でドルが対ユーロで売りに転じた事が支援材料となったほか、安値拾いの買い戻しから上げ幅を拡大。上昇に勢いがつき、結局終値では年初来高値圏まで値を伸ばして取引きを終えた。中心4月限の値動きは、高値1244.80ドル、安値1225.10ドル、終値1241.80ドル。
国内の金相場は、買いが優勢となったNY市場を映して上伸。買取ベースでは1gあたり4,851円(+29円)と、堅調に推移し3営業日続伸。昨日同様、連日で年初来高値を上抜いて、昨年8月24日相場以来およそ6ヶ月ぶりの高値を付けるなど一段高となりました。
《直近10日間の金相場価格推移(買取)》
03/03 4851円 (+29円) ※最高値
03/02 4822円 (+19円)
03/01 4803円 (+21円)
02/29 4782円 (-24円)
02/26 4806円 (+73円)
02/25 4733円 (-12円)
02/24 4745円 (+50円)
02/23 4695円 (-59円) ※最安値
02/22 4754円 (-40円)
02/19 4794円 (+51円)
直近10日間の金相場平均価格:4,779円/g
【パラジウム相場】2日のNYパラジウム相場は、前日までの連騰に対する反動売りから小反落。中心限月の6月限は1トロイオンス515.30ドル(-2.05ドル)と、小幅ながら3営業日ぶりに値を下げて取引きを終了。この日のパラジウムは、前日までに大きく上昇した反動から序盤は利益確定売りに押され小安く推移。また、ドル高に押される場面もあった一方で、日本や中国など株式市場が堅調地合いとなった事が安心材料となり、下値を支える展開となった。その後、米国の自動車販売台数の増加を好感され、相場は次第に買いが優勢に反転。プラチナ相場の切り返しも上昇を手伝い、プラス圏に浮上した。しかし、発表された米の雇用関連指数が上振れを示すと、進むドル買いに相場を圧迫されたほか、原油相場が在庫過多から下落に転じたのを受けて、米国株価も下げてスタートした事が重しとなり相場は失速。途中、安値拾いの買いから再び持ち直されるも、不安定な市場同行を見極めたいとした向きから、手仕舞い売りに上値を抑えられ、結局マイナス圏で取引きを終えた。中心6月限の値動きは、高値522.25ドル、安値509.55ドル、終値515.30ドル。
国内のパラジウムは、小幅ながら値を伸ばして続伸。買取では1gあたり1,976円(+5円)と、ほぼ横ばい圏ながら小高く推移し、4営業日続伸。昨日同様に、先月18日相場以来およそ2週間ぶりの高値水準での値動きとなりました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
03/03 1976円 (+5円) ※最高値
03/02 1971円 (+103円)
03/01 1868円 (+5円)
02/29 1863円 (+22円)
02/26 1841円 (±0円)
02/25 1841円 (-44円) ※最安値
02/24 1885円 (-5円)
02/23 1890円 (-11円)
02/22 1901円 (-27円)
02/19 1928円 (-65円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:1896円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:00現在の金相場は1トロイオンス1240.30ドル、パラジウムは515.85ドル、為替は1$113円79銭前後の値動きで推移しております。