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《金相場》連休明け27日のNY金相場は、米の経済指標が良好な内容だった事や、テクニカルな売りから値を下げ続落。中心6月物は1トロイオンス1265.50ドル(-26.20ドル)と、およそ3ヶ月半ぶりの安値で取引きを終了。この日発表された米の4月米耐久財受注や、5月消費者信頼感指数が市場予想を上回り良好な内容となった事を受けて株価が堅調に推移した為、安全資産としての金は売られた展開に。また、最近の狭いレンジでの取引きから上値の重さが意識され、持ち高調整を目的とした売りが出た事や、25日に実施されたウクライナ大統領選挙の結果を受けて、緊張緩和の期待からも値を下げた要因に。
国内の金も本日大きく値を下げ続落。買取ベースでは1g4,439円(-99円)と、3月28日相場(4,434円)以来およそ2ヶ月ぶりの安値となりました。直近10日間の金の値動きは、最高値(15日:4,573円)、最安値(28日:4,439円)、平均では4,523円となっております。
《パラジウム相場》連休明け27日のNYパラジウムは、小幅ながら値を下げ続落。中心6限月は1トロイオンス830.65ドル(-0.80ドル)で取引きを終了。需・供バランスが大きく崩れている事を背景に高騰しているパラジウムは、最近の上昇を受けた高値反動から値を下げた形に。一方で、依然として供給への不安が払拭されない事から、下値は堅く高値水準を維持した値動きで推移。世界経済の見通しが上向いている事や、自動車販売数の増加に伴い需要が増加している事から、供給不足は当面続く見通しとなり、直近の動向では最大の要因である南アの鉱山ストや、今後のウクライナ情勢の動向が焦点に。
国内のパラジウムは為替が円安に振れた事で前日比変わらずで推移。買取りでは2,905円(±0円)と、他貴金属は値を下げた中、パラジウムは4営業日2,900円台と高値圏を維持して推移しております。直近10日間のパラジウムの値動きは、最高値(23日:2,911円)、最安値(16日:2,830円)、平均では2,873円。
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:55現在の金は1トロイオンス1264.35ドル、パラジウムは833.30ドル、為替は1$101円93銭前後の値動きで推移しております。