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NY金相場は昨夜発表された米の経済指標の1つであるISM製造業景況指数が51.3と、前月の56.5を大幅に下回りおよそ8ヶ月ぶりの低水準に低下した事を受け、発表直後に反発し上伸↑前営業日終値比20.10ドル高の1259.90ドルで終了。新興国経済の警戒感や、中国経済の先行き不安、米の経済指標が冴えない内容だった事で投資家のリスク回避姿勢が一段と強まり、安全資産として金が買われた事が要因。
国内の金も為替がドル安・円高に振れながらも小幅ながら反発↑買取ベースでは1gあたり+5円の4,271円と、3日ぶりに反発となりました↑
一方でパラジウムは世界情勢不安が重なった事で売られ8営業日続落↓702.70ドル(前営業日終値比-0.50ドル)。国内のパラジウムも為替が円高に触れている事で続落し、買取ベースでは2,352円(-26円)と、年初来安値を更新。為替が1$101円台-102円台と1月末~2月に入ってからドルが水準を下げている事や、世界情勢不安などが重なり現在パラジウムは一段安で推移しております。
直近10日間のパラジウムの値動きでは最高値(01/21:2,588円)、最安値(02/04:2,352円)、平均では2,517円。
現在、地金は為替相場や世界情勢などの要因から、日相場の価格変動が激しくなっておりますので、今後の動向にご注視下さい。
11:30現在の金は1トロイオンス1256.30ドル、パラジウムは702.00ドル、為替は1$101円32銭前後の値動きとなっております。