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《金相場》週明け2日のNY金相場は続落。中心限月8月は1トロイオンス1244.00ドルと、前営業日-2.00ドルで取引きを終了。ECBの定例理事会や主要な米経済指標の発表を控え、週明けの金相場は小動きで推移。米の株価指数が取引時間中の最高値を更新した事や、外国為替市場でドルが円などの主要通貨に対して上昇した事を背景に、リスク資産への志向が強まり金は小幅ながら値を下げた形に。また、ウクライナの緊張が和らいでいる事を受け、安全資産としての金を買う動きが鈍化した事も金の下げ材料に。
国内の金は為替が円安・ドル高に振れた事で小幅ながら反発。買取ベースでは1g4,396円(+7円)と、およそ1週間ぶりに値を上げました。
《パラジウム相場》NYパラジウムは反落。取引き中心の9月物は832.65ドル(-3.70ドル)で取引を終了。日中の値動きは乏しかったものの、ウクライナ情勢が一旦の緊張緩和をみせた事で、この日のパラジウムはマイナス圏で取引きを終了。
国内のパラジウムは為替との兼ね合いから前日比変わらずの横ばい。買取では1g:2,916円(±0円)と、直近高値を維持し高止まりとなっております。供給不足や、米の経済が上向いている事で需要増しが予想されている事を背景に、パラジウムは需・供バランスへの警戒感から、ここ最近では価格水準を一段切り上げた状態の高値圏で推移。国内相場(買取ベース)では2001年4月来(およそ13年ぶり)の高値水準となり、5月23日以降では2,900円を割っておらずボックス圏で推移しております。直近10営業日のパラジウムは最高値2,916円(5月29日・6月2日・3日 同額)、最安値2,862円(5月21日)、平均では2,902円となっております。
【直近10営業日のパラジウムの値動き(買取)】
06/03 2916円 ±0円
06/02 2916円 +5円
05/30 2911円 -5円
05/29 2916円 +11円
05/28 2905円 ±0円
05/27 2905円 +5円
05/26 2900円 -11円
05/23 2911円 +38円
05/22 2873円 +11円
05/21 2862円 +27円
【直近10営業日のパラジウム平均価格(買取)】
11:20現在の金は1トロイオンス1244.55ドル、パラジウムは832.85ドル、為替は1$102円37銭前後の値動きで推移しております。