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《金相場》18日のNY金相場は米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を待つ中、小幅に値を上げ反発。中心の8月物は1トロイオンス1272.70ドル(+0.70ドル)で取引きを終了。日中取引き時間内では、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控えて、様子見ムードが強く積極的な売買を手控える中、持ち高を調整する目的の買いが優勢となり、プラス圏でこの日の取引きを終了。その後、取引き時間外の声明発表後に金は上伸。事前の予想通り、資産購入額を縮小すると発表されたものの、低金利継続の見通しが示された事を背景に、代替投資の金は買い進められた形に。また、混迷するイラク情勢や、ウクライナ情勢の先行き不安など、地政学リスクの高まりを背景に安全資産としての金を買う動きもあった。
国内の金相場は2日続伸。買取ベースでは4,485円(+11円)と、海外相場の上昇を受け国内の金も上伸しております。
《パラジウム相場》18日のNYパラジウムは2日値を上げ続伸。中心限月の9月物は1トロイオンス822.65ドル(+5.95ドル)と、先週11日以来およそ1週間ぶりの高値をつけ820ドルを超えて取引きを終了。先週12日にパラジウムは南アの鉱山ストの終息期待を背景に、大きく値を下げ反落。前日11日にはおよそ3年3カ月ぶりの高値(860.15ドル)をつけていた事もあり、12日には1トロイオンス819.40ドル(-40.75ドル)と大きく下落。その後も2日間は軟調に推移し続落した事で、昨日に続き本日も安値反動からパラジウムは買い戻され2日値を伸ばした形に。また、一旦の落ち着きをみせた鉱山ストが、再び労働者賃金を巡り、先行き不透明感が強まった事も相場を押し上げた要因に。
国内のパラジウムも値を上げ2日続伸。買取では2,889円(+32円)と、先週13日相場以来およそ1週間ぶりの高値となりました。
現在、地金相場は地政学リスクや、世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。10:50現在の金は1トロイオンス1277.40ドル、パラジウムは827.65ドル、為替は1$101円96銭前後の値動きで推移しております。