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2014年06月24日国内の地金が値を下げた事で、歯科用12%金パラも2日続落↓

本日為替との兼ね合いから金・銀・パラジウムが揃って値を下げ下落した事で、歯科用金パラも小反落。GCキャストウェルM.C.の買取り価格は32,350円/個、その他の12%金パラの買取り価格は31,950円/個(共に前日比-50円)。

先日の米連邦公開市場委員会(FOMC)でFRBのイエレン議長が低金利継続の方針を示した事や、混迷するイラク情勢から安全資産として金を買う動きが活発化。現在買取では4,600円台と4月上旬~中旬あたりの高値水準で推移している事で、金パラも過去最高値水準で推移。キャストウェルでは4連日で32,000円台で推移し、先週20日には32,600円/個をつけ、過去最高値を記録。昨日は南アのストライキの終息を背景に、パラジウムが最近の高値反動から値を下げた事で、金パラも1個あたり-200円と反落。本日は海外相場の金・パラジウムが上昇したものの、国内相場では円が買われた事で貴金属は下落し、金パラも-50円と小幅に値を下げ続落となりました。当面の金パラの値動きは、イラク情勢を背景とした金・円の価格動向に加え、パラジウムの需・供バランスによる相場の価格動向が焦点に。

現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、相場が大幅に値動く場合が御座います。為替相場との兼ね合いからも日相場の価格変動が非常に激しくなっており、場合によっては乱高下する事も御座いますので、ご売却検討の方はリスクを極力回避して安全にご売却下さい。