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【金相場】23日のNY金相場は、26日の米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長の講演を前に様子見ムードが強まるなか、前日までの売り反動や、持ち高を調整する目的の買いが入り上昇。中心限月の9月限は1トロイオンス1346.10ドル(+2.70ドル)と、小幅ながら3営業日ぶりに反発して取引きを終了。前日まで続落していたことを受けて、この日はショートカバーや安値拾いの買いなども入り序盤より小高く推移した。途中、為替市場ではドルが対ユーロで上昇すると、割高感から一時マイナス圏に沈む場面もあったが、その後はまた値ごろ感から買い戻しが入り、プラス圏に回復した。週末にはイエレン連邦準備制度理事会(FRB)議長による講演を控えているため、引き続き様子ムードが強く積極的な商いは手控えられ、そのまま小幅高で取引きを終えた。市場では、同議長が早期利上げに前向きな姿勢を示すかどうかなどに注目が集まっている。
国内の金相場は、小幅ながら買いが優勢となったNY相場を映して小反発。買取ベースでは1gあたり4,632円(+8円)と、3営業日ぶりにプラスに転じました。
《直近10日間の金相場価格推移(買取)》
08/24 4632円 (+8円)
08/23 4624円 (-12円)
08/22 4636円 (-24円)
08/19 4660円 (+3円)
08/18 4657円 (-7円)
08/17 4664円 (-14円)
08/16 4678円 (-36円)
08/09 4714円 (+25円)
08/08 4689円 (-58円)
08/05 4747円 (+14円)
直近10日間の金相場平均価格:4,666円/g
【パラジウム相場】23日のNYパラジウム相場は、このところの売り過剰感や、金・プラチナの上昇、原油相場の急反発をはやして買いが優勢に。中心限月の9月限は1トロイオンス699.85ドル(+7.70ドル)と、3営業日ぶりに反発して取引きを終了。この日のパラジウムは、売りが優った前日相場の流れを引き継ぎ序盤は小安く推移した。一方、売り一巡後は安値拾いの買い戻しや、ドル安を受けた割安感、原油高が意識され次第に買いが優勢に反転。また、発表された米国の住宅関連指数が大きく伸びた事も好感され、一時700ドル超えまで上げ幅を拡大した。途中、ドルの反発から上値を押さえられる場面もあったが、堅調に推移している原油相場や、株高を眺めてパラジウムも買い支えられ、この日はプラス圏で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、買い戻されたNY相場を映して反発。買取では1gあたり2,376円(+27円)と、本日はプラス圏での値動きとなりました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
08/24 2376円 (+27円)
08/23 2349円 (-54円)
08/22 2403円 (+5円)
08/19 2398円 (+44円)
08/18 2354円 (-27円)
08/17 2381円 (+5円)
08/16 2376円 (-11円)
08/09 2387円 (-5円)
08/08 2392円 (-16円)
08/05 2408円 (-33円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:2,380円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:45現在の金相場は1トロイオンス1339.55ドル、パラジウムは700.30ドル、為替は1$100円41銭前後の値動きで推移しております。