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【金相場】24日のNY金相場は、ドル高に伴う割高感に押されたほか、週末のジャクソンホール会合を前にポジションを整理する動きが強まり反落。中心限月の12月限は1トロイオンス1329.70ドル(-16.40ドル)と、マイナスに転じて取引きを終了。この日は外国為替市場でドルが対ユーロで上伸し、ドル建てで取引される金は割高感から売られたほか、チャート絡みの売りなどにも押され相場を圧迫。また、週末に予定されるイエレンFRB議長の講演内容から追加利上げ時期に関する手掛かりを得たいとの思惑が強まっており、先週半ばから複数の米連邦準備制度理事会(FRB)幹部から早期利上げに前向きな発言が出た事が警戒され、売りが優勢となった。
国内の金相場は、売りに反転したNY相場を映して軟調に推移。買取ベースでは1gあたり4,595円(-37円)と、マイナスに転じ反落となりました。
《直近10日間の金相場価格推移(買取)》
08/25 4595円 (-37円)
08/24 4632円 (+8円)
08/23 4624円 (-12円)
08/22 4636円 (-24円)
08/19 4660円 (+3円)
08/18 4657円 (-7円)
08/17 4664円 (-14円)
08/16 4678円 (-36円)
08/09 4714円 (+25円)
08/08 4689円 (-58円)
直近10日間の金相場平均価格:4,657円/g
【パラジウム相場】24日のNYパラジウム相場は、ドル高による割高感や、軟調となった他貴金属の値動き、原油安、株安が意識され売りが優勢に。中心限月の9月限は1トロイオンス682.50ドル(-17.30ドル)と、マイナスに転じて取引きを終了。この日のパラジウムは、買いが優勢となった前日相場の流れを引き継ぎ序盤は小高く推移した。一方、外為市場ではドルがユーロに対して上昇した事から割高感が意識されたほか、原油相場の下落が意識され売りに反転。加えて、軟調となった金やプラチナの値動きや、米国株の弱さも重しとなり下げ幅を拡大した。市場では早期利上げ時期への関心も高まっており、週末に予定されるイエレンFRB議長の発言も警戒視されたもよう。
国内のパラジウム相場は、売りが優ったNY相場を映して軟調に推移。買取では1gあたり2,327円(-49円)と、マイナスに転じ反落となりました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
08/25 2327円 (-49円)
08/24 2376円 (+27円)
08/23 2349円 (-54円)
08/22 2403円 (+5円)
08/19 2398円 (+44円)
08/18 2354円 (-27円)
08/17 2381円 (+5円)
08/16 2376円 (-11円)
08/09 2387円 (-5円)
08/08 2392円 (-16円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:2,373円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。10:50現在の金相場は1トロイオンス1327.40ドル、パラジウムは684.85ドル、為替は1$100円45銭前後の値動きで推移しております。