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2016年09月08日国内金相場は前日同様、小幅安の展開に↓また、パラジウムもマイナスに転じ4営業日ぶりに反落。

【金相場】7日のNY金相場は、前日までの連騰に対する利益確定売りが出たほか、ドル高に圧迫され4営業日ぶりに反落。中心限月の12月限は1トロイオンス1349.20ドル(-4.80ドル)と、マイナス圏に転じた取引きを終了。このところの、米経済指標の不振などを背景に早期利上げ観測が後退していることから、金は安心感から上値追いの展開となっていたが、この日は連日の買い地合いが一服。序盤は買いが先行し小高く推移したものの、その後は利益確定の売りなどに押され相場は反転した。また、外為市場ではユーロ売り・ドル買いが進んだ事も割高感を与え、この日は売りが優勢の展開となった。

国内の金相場は、マイナスに転じたNY相場を受けて小幅安が継続し続落。買取ベースでは1gあたり4,718円(-3円)と、前日相場同様に小動きな展開となりました。

《直近10日間の金相場価格推移(買取)》

09/08   4718円 (-3円)

09/07   4721円 (-7円)

09/06   4728円 (±0円)

09/05   4728円 (+54円)

09/02   4674円 (+17円)

09/01   4657円 (+10円)

08/31   4647円 (-1円)

08/30   4648円 (+10円)

08/29   4638円 (+58円)

08/26   4580円 (-15円)

直近10日間の金相場平均価格:4,674円/g


【パラジウム相場】7日のNYパラジウム相場は、前日の急騰に対する利益確定売りや、ドル高に相場を圧迫され3営業日ぶりに反落。中心限月の12月限は1トロイオンス688.35ドル(-12.30ドル)と、売り優勢で取引きを終了。この日のパラジウムは、急騰した前日相場の流れを引き継ぎ序盤は買いが先行した。一方、このところの急伸に対する利益確定売りが出たほか、金やプラチナの反落を眺めて、パラジウムも売りに反転。加えて、外為市場ではドル高が進んだ事や、原油相場の下落、米国株の下値追いも材料視され相場を圧迫された。

国内のパラジウムは、利益確定売りに押されたNY相場を映してマイナス圏へ。買取では1gあたり2,381円(-17円)と、前日までの連騰が一服し、4営業日ぶりに反落しました。

《直近10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

09/08   2381円 (-17円)

09/07   2398円 (+22円)

09/06   2376円 (+5円)

09/05   2371円 (+44円)

09/02   2327円 (-27円)

09/01   2354円 (-11円)

08/31   2365円 (-38円)

08/30   2403円 (+32円)

08/29   2371円 (+27円)

08/26   2344円 (+17円)

直近10日間のパラジウム相場平均価格:2,369円/g


現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。10:40現在の金相場は1トロイオンス1352.45ドル、パラジウムは695.10ドル、為替は1$101円66銭前後の値動きで推移しております。