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2016年09月15日国内金相場は上伸↑また、パラジウムも小幅高に振れ6営業日ぶりに反発。

【金相場】14日のNY金相場は、このところの売り過剰感や、9月の米利上げ観測への警戒感がやや緩和した事から買い戻され小幅高に。中心限月の12月限は1トロイオンス1326.10ドル(+2.40ドル)と、6営業日ぶりに反発して取引きを終了。この日の金相場は、軟調となった前日相場の流れを引き継ぎ序盤は小安く推移した。一方、9月の利上げ観測がやや和らいだ事から、外為市場ではドル売りが進行。ドル建ての金相場は割安感から買い戻されたほか、前日までの売り過剰感から安値拾いに支えられ相場はプラス圏に浮上した。ただ、この日は新規材料もなく、方向感の乏しい展開となった。

国内の金相場は、プラスに転じたNY相場を映して上伸。買取ベースでは1gあたり4,674円(+9円)と、小幅に値を伸ばし続伸しました。

《直近10日間の金相場価格推移(買取)》

09/15   4674円 (+9円)

09/14   4665円 (+17円)

09/13   4648円 (-46円)

09/12   4694円 (-9円)

09/09   4703円 (-15円)

09/08   4718円 (-3円)

09/07   4721円 (-7円)

09/06   4728円 (±0円)

09/05   4728円 (+54円)

09/02   4674円 (+17円)

直近10日間の金相場平均価格:4,695円/g


【パラジウム相場】14日のNYパラジウム相場は、売り買いが交錯する中、ドル安に伴う割安感に支えられ上昇。中心限月の12月限は1トロイオンス656.50ドル(+0.40ドル)と、小幅ながら値を上げ6営業日ぶりに反発して取引きを終了。この日のパラジウムは、売り地合いが継続した前日相場の流れを引き継ぎ序盤は小安く推移した。一方、外為市場ではドルが売られた事から割安感が生じ、相場は次第に買い優勢に反転。金やプラチナの上昇も材料視され、パラジウムもプラス圏に浮上した。ただ、原油相場の下落や、売りに反転した米株価が重しとなり、上値は限定的となった。

国内のパラジウムは、小幅高に振れたNY相場を映して上昇。買取では1gあたり2,284円(+5円)と、小幅ながら値を上げ、6営業日ぶりにプラスに転じました。

《直近10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

09/15   2284円 (+5円)

09/14   2279円 (-11円)

09/13   2290円 (-43円)

09/12   2333円 (-43円)

09/09   2376円 (-5円)

09/08   2381円 (-17円)

09/07   2398円 (+22円)

09/06   2376円 (+5円)

09/05   2371円 (+44円)

09/02   2327円 (-27円)

直近10日間のパラジウム相場平均価格:2,342円/g


現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:20現在の金相場は1トロイオンス1326.80ドル、パラジウムは659.75ドル、為替は1$102円21銭前後の値動きで推移しております。