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【金相場】週末23日のNY金相場は、主要な米経済指標の発表がなく新規材料に乏しい中、前日までの連騰に対する利益確定売りに押され軟調に推移。中心限月の12月限は1トロイオンス1341.70ドル(-3.00ドル)と、5営業日ぶりに反落して取引きを終了。前日までに4日続伸し、およそ2週間ぶりの高値を付けていた事から、この日は目先の利益を確定する動きが出た事から序盤より軟調に推移。ただ、外国為替市場ではドルが対ユーロで売られ、これに伴う割安感から金が買い戻される場面もあったほか、週央に発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)参加者の金利見通しを受けて、利上げペースが想定よりも緩やかになるとの安心感が広がっていることも引き続き金相場の支えとなり、下値は限定的となった。
国内の金相場は、週末の海外相場は軟調となるも、小幅高に振れて上伸。買取ベースでは1gあたり4,643円(+1円)と、値を伸ばし続伸しました。
《直近10日間の金相場価格推移(買取)》
09/26 4643円 (+1円)
09/23 4642円 (+34円)
09/21 4608円 (-6円)
09/20 4614円 (-14円)
09/16 4628円 (-46円)
09/15 4674円 (+9円)
09/14 4665円 (+17円)
09/13 4648円 (-46円)
09/12 4694円 (-9円)
09/09 4703円 (-15円)
直近10日間の金相場平均価格:4,652円/g
【パラジウム相場】週末23日のNYパラジウム相場は、引き続き堅調地合いが継続し上伸。中心限月の12月限は1トロイオンス706.40ドル(+5.95ドル)と、3営業日続伸し、7日相場以来およそ2週間ぶりの高値で取引きを終了。この日のパラジウムは、前日までの上昇に対する反動から、序盤は利益確定売りに押され軟調に推移した。一方、引き続き米国の利上げ先送り観測による安心感や、ドル安の加速に伴う割安感が相場を支え、次第に買い戻しに反転。週末を前にした持ち高調整の買いも入り、この日もプラス圏で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、引き続き堅調地合いとなった週末のNY相場を映して上伸。買取では1gあたり2,392円(+21円)と、2,400円圏内まで再浮上し、直近高値となる7日相場以来およそ2週間ぶりの高値に値戻しました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
09/26 2392円 (+21円)
09/23 2371円 (+22円)
09/21 2349円 (-5円)
09/20 2354円 (+86円)
09/16 2268円 (-16円)
09/15 2284円 (+5円)
09/14 2279円 (-11円)
09/13 2290円 (-43円)
09/12 2333円 (-43円)
09/09 2376円 (-5円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:2,330円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:40現在の金相場は1トロイオンス1336.25ドル、パラジウムは694.85ドル、為替は1$100円99銭前後の値動きで推移しております。