相場情報

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2014年07月16日海外相場の流れから国内金は続落↓パラジウムは3営業日ぶりに値を下げました。

《金相場》15日のNY金相場は3日続落し、中心の8月物は1トロイオンス1297.10(-9.60ドル)と、先月18日相場以来およそ1ヶ月ぶりに1300ドル割って取引きを終了。この日、米連邦準備制度理事会(FRB)イエレン議長の発言を受け、外国為替市場でドルが上昇。ドル建てで取引きされる金は割高感から売りが優勢となり、マイナス圏でこの日の取引きを終了した。FRBイエレン議長はこの日の公聴会で、半年次金融政策報告について証言し、市場の従来予想通り10月には米国債などを購入する景気刺激策を終わらせる考えを示した。

国内の金相場も続落。買取ベースでは4,538円(-25円)と、2日値を下げ、昨日に続き先月19日相場以来およそ1ヵ月ぶりの安値となっております。


《パラジウム相場》15日のNYパラジウム相場は続落。中心限月の9月物は1トロイオンス868.55ドルと、前営業日比-3.45ドルで取引き終了。昨日に続き、貴金属市場全般が軟調に推移し、白金に連られる形でパラジウムも値を下げ2日続落。一方で、南アフリカで金属労働者組合によるストが継続している事や、ウクライナ情勢への警戒感がパラジウム相場を下支えている模様で、下げ幅は小幅に抑えられた。

国内のパラジウムは為替が円安・ドル高に振れながらも、海外相場が軟調に推移した事を反映し反落。買取では1gあたり3,024円(-5円)と、およそ3営業日ぶりにマイナスに転じ小幅ながら値を下げました。

現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。10:40現在の金は1トロイオンス1296.75ドル、パラジウムは869.80ドル、為替は1$101円71銭前後の値動きで推移しております。