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2016年10月11日連休明けの国内金相場は小幅高に↑一方、パラジウムは軟調地合いが継続し5日続落↓

【金相場】週明け10日のNY金相場は、前週までの安値圏推移による反動や、連休明けの中国勢参加がプラス要因となり上昇。中心限月の12月限は1トロイオンス1260.40ドル(+8.50ドル)と、7営業日ぶりにプラスに転じて取引きを終了。この日の金相場は、7日に発表された9月の米雇用統計結果を意識した買い戻しや、前週までの売り過剰感から安値拾いに支えられ、序盤より堅調に推移した。また、中国が国慶節の連休を終え、市場に参加した事も要因となり、金は買いが活発化した。途中、ドル高の流れや、株高に相場を圧迫される場面もあったが、安値拾いやショートカバーが下値を支え、この日は買い優勢で取引きを終えた。

連休明けの国内金相場は、小幅に値を上げ上昇。買取ベースでは1gあたり4,499円(+1円)と、ほぼ横ばいながらプラスに転じ反発しました。

《直近10日間の金相場価格推移(買取)》

10/11   4499円 (+1円)

10/07   4498円 (-32円)

10/06   4530円 (+33円)

10/05   4497円 (-100円)

10/04   4597円 (+7円)

10/03   4590円 (-5円)

09/30   4595円 (-6円)

09/29   4601円 (+12円)

09/28   4589円 (-24円)

直近10日間の金相場平均価格:4,561円/g


【パラジウム相場】週明け10日のNYパラジウム相場は、小幅ながら買いが優った前週末相場の流れが継続し続伸。中心限月の12月限は1トロイオンス668.55ドル(+1.15ドル)と、プラス圏で取引きを終了。7日に発表された米国の雇用統計結果を受けて、買い戻しに転じた前週末相場の流れを引き継ぎ、この日も序盤より買いが先行した。その後買いが一巡すると、ドルの戻りを受けて次第に上値追いが一服。プラチナの反転も意識され、前営業日の終値近辺でもみ合う展開となった。ただ、原油相場の上昇や、米国株の堅調さが好材料となり、この日も小幅高で取り引きを終えた。

連休明けの国内パラジウムは、海外相場では小幅ながら上伸したものの、為替の値動きが影響しマイナス圏で推移。買取では1gあたり2,354円(-17円)と、5営業日続落し、およそ3週間ぶり(先月21日相場)の安値に値戻す展開となりました。

《直近10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

10/11   2354円 (-17円)

10/07   2371円 (-27円)

10/06   2398円 (-32円)

10/05   2430円 (-22円)

10/04   2452円 (-32円)

10/03   2484円 (+38円)

09/30   2446円 (-6円)

09/29   2452円 (+71円)

09/28   2381円 (+21円)

直近10日間のパラジウム相場平均価格:2,413円/g


現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:20現在の金相場は1トロイオンス1260.45ドル、パラジウムは671.20ドル、為替は1$103円93銭前後の値動きで推移しております。