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【金相場】週明け17日のNY金相場は、低調な内容となった米経済指標に伴うドル安を背景に買われ反発。中心限月の12月限は1トロイオンス1256.60ドル(+1.10ドル)と、小幅ながら値を上げ、プラスに転じて取引きを終了。朝方発表された10月のニューヨーク連銀景気指数など米経済指標が冴えない内容となり、米景気に対する強気の見方がやや後退したことが金の買いを誘ったほか、外為市場ではドル安に振れた事も割安感につながり、序盤より買いが先行した。また、原油や株式などリスク資産が軟調に推移する中、金は逃避需要としても注目を集め上昇した。ただ、年内の利上げを見込む動きが強まっていることや、ドル安一服に押されるなど、買い一巡後は上値の重い展開となった。
国内の金相場は、週明けのNY相場ではプラス圏で引けたものの、円高要因から軟調となりマイナス圏での値動きに。買取ベースでは1gあたり4,488円(-5円)と、小幅ながら値を下げ、3日続落となりました。
《直近10日間の金相場価格推移(買取)》
10/18 4488円 (-5円)
10/17 4493円 (-4円)
10/14 4497円 (-10円)
10/13 4507円 (+34円)
10/12 4473円 (-26円)
10/11 4499円 (+1円)
10/07 4498円 (-32円)
10/06 4530円 (+33円)
10/05 4497円 (-100円)
10/04 4597円 (+7円)
直近10日間の金相場平均価格:4,508円/g
【パラジウム相場】週明け17日のNYパラジウム相場は、低調な内容となった米国経済指標や、原油安・株安などリスク回避姿勢の強まりに押され相場を圧迫。中心限月の12月限は1トロイオンス637.80ドル(-10.50ドル)と反落し、マイナス圏で取引きを終了。この日のパラジウムは、堅調に推移した前日相場の流れを引き継ぎ序盤は買いが先行した。一方、朝方発表された10月のニューヨーク州製造業指数が、前月値・市場予想を共に下回るなど低調な内容となったほか、9月の米鉱工業生産指数も予想を下回った事から、同国経済への強気な見方が後退。原油安や株安などリスク回避姿勢が進む中、パラジウムはプラチナ同様に売られマイナス圏に反転した。途中、ドル安に伴う割安感から買い戻される場面もあったが、一部で利益確定売りの動きが出たことや、引き続き軟調となった米国株が重しとなり、結局マイナス圏で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、マイナスに転じた週明けのNY相場安を映して反落。買取では1gあたり2,252円(-21円)と、前日の上げ幅をやや戻し、本日はマイナス推移となりました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
10/18 2252円 (-21円)
10/17 2273円 (+48円)
10/14 2225円 (-54円)
10/13 2279円 (+22円)
10/12 2257円 (-17円)
10/11 2354円 (-17円)
10/07 2371円 (-27円)
10/06 2398円 (-32円)
10/05 2430円 (-22円)
10/04 2452円 (-32円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:2,329円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。10:50現在の金相場は1トロイオンス1260.85ドル、パラジウムは645.90ドル、為替は1$103円85銭前後の値動きで推移しております。