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24日のNYパラジウム相場は続落。中心限月の9月物は1トロイオンス870.95ドル(-3.55ドル)と、5営業日続落して取引きを終了。この日も金をはじめ貴金属市場全般が軟調に推移。白金と並んでパラジウムも売りが優勢となり、14日相場(872ドル)以来およそ1週間半ぶりの安値で取引きを終了した。
国内のパラジウム相場は為替との兼合いから反発。買取では1gあたり3,035円(+11円)と、4営業日ぶりに値を上げ、前日の下げ幅を値戻しました。
今週4日間の国内パラジウムは、値を上げた日が1日(25日)、値を下げた日が3日(22日・23日・24日)となっており、連休明け22日は、前週末18日と、週明け21日の海外パラジウム相場が最近の上昇を受けた高値反動から値を下げた事で、国内パラジウムも3営業日ぶりにマイナスに転じ買取では3,040円(-27円)と反落。翌23日は貴金属全般が最近の上昇を受けた反動から軟調に推移し、パラジウムも小安く推移。海外相場では1トロイオンス874.85ドル(-2.30ドル)と、小幅に値を下げ3日続落。国内でも値を下げ買取では1gあたり3,035円(-5円)と2日続落。昨日は、前日海外貴金属が全般に売られ、パラジウムもほぼ横ばいながら小幅に値を下げた事で、国内でも続落。買取では3,024円(-11円)と、3連日値を下げました。本日も、前日の海外相場では金をはじめ貴金属市場全般が軟調に推移。白金と並んでパラジウムも売りが優勢となり値を下げたものの、国内では為替が円安・ドル高に推移した事で反発。買取では3,035円(+11円)と、前日の下げ幅を値戻し、4営業日ぶりにプラスに転じました。
今週4営業日のパラジウムは前々週・前週に続き、全日3,000円台で推移。先週の地政学リスクの高まりから一時上昇した分を値戻し、直近10日ではボックス圏と、狭いレンジの値動きとなっております。4日間の平均では3033.5円と、先週5営業日平均(3,039円)に対し-5.5円(-0.1%)と、ほぼ横ばいながら5週間ぶりに前週平均比マイナスとなりました。
【今週4営業日 パラジウムの値動き(買取ベース)】
07/25 3,035円 (+11円)
07/24 3,024円 (-11円)
07/23 3,035円 (-5円)
07/22 3,040円 (-27円)
今週4日間のパラジウム平均相場:3,033.5円(買取)
11:30現在のパラジウムは1トロイオンス872.40ドル前後の値動きで推移しております。