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2014年08月04日《金相場》米の7月雇用統計を受け、金は大きく反発↑

先週末1日のNY金相場は、米の7月雇用統計が冴えない内容だった事を受け、5営業日ぶりに反発。中心限月の12月物は1トロイオンス1294.80ドル(+12.00ドル)と、1日の上げ幅では先週25日相場以来の大きさで取引きを終了。前日までの4営業日は、米のGDP速報値や、主要経済指標が良好な内容だった事を背景に金は売り込まれたが、この日は7月の米雇用統計が前日に発表され、市場予想を下回る内容だった事や、失業率も若干悪化した事を受け、外為市場でドルが反落。ドル建ての金は割安感から買い戻され5営業日ぶりにプラスに転じ、週末の取引きを終了した。29日・30日に渡って米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催され、警戒感から様子見ムードとなっていたが、事前の予想通りニュートラルな内容だった事で、相場への影響は少なかった。

先週末(8月1日)のNY金相場は、前週末(7月25日)終値比 1トロイオンス-8.5ドル(-0.6%)と、マイナスで越週となりました。

【NY金相場 先週の値動き(7月28日~8月1日)】

7/28 1303.3ドル (±0ドル)

7/29 1298.3ドル (-5.00ドル)

7/30 1296.9ドル (-1.40ドル)

7/31 1282.8ドル (-14.10ドル)

8/1   1294.8ドル (+12.00ドル)
※前週末比:1トロイオンス-8.5ドル(-0.6%)

 
国内の金相場は先週末の海外相場の上昇を映して反発。買取ベースでは1gあたり4,561円(+25円)となっております。


現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。10:40現在の金は1トロイオンス1293.05ドル前後の値動きで推移しております。