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【金相場】15日のNY金相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げペースを速める可能性を示唆したことや、急速なドル買いに圧迫され大幅反落。中心限月の2月限は1トロイオンス1129.80ドル(-33.90ドル)と、中心終値では2月2日相場以来およそ10ヵ月半ぶりの安値に戻して取引きを終了。FRBは前日、大方の予想通り追加利上げを決定した上で、来年の利上げ想定回数を2回から3回に引き上げるなど想定よりもタカ派的な見解を示した。これを受けて、外為市場ではドル買いが急速に進み、相対的に金商品は相場を圧迫され大幅に値を下げた。また、発表されたニューヨーク州製造業景況指数と、米新規失業保険申請件数が予想を上回る好調な内容だった事も意識され、この日は終始売り優勢の展開となった。
国内の金相場は、想定よりもタカ派的な内容との見方からNY相場の売りが加速した事を映して反落。買取ベースでは1gあたり4,583円(-24円)と、前日の上げを戻し、本日はマイナス圏での値動きとなりました。
《直近10日間の金相場価格推移(買取)》
12/16 4583円 (-24円)
12/15 4607円 (+19円)
12/14 4588円 (-7円)
12/13 4595円 (+3円)
12/12 4592円 (+7円)
12/09 4585円 (-10円)
12/08 4595円 (+8円)
12/07 4587円 (+4円)
12/06 4583円 (-26円)
12/05 4609円 (+10円)
直近10日間の金相場平均価格:4,592円/g
【パラジウム相場】15日のNYパラジウム相場は、市場予想よりもタカ派よりな内容となったFOMC声明や、急速に進んだドル買いに圧迫され、3営業日ぶりに反落。中心限月の3月限は1トロイオンス705.60ドル(-26.90ドル)と、中心終値では先月14日相場以来およそ1ヵ月ぶりの安値に戻して取引きを終了。この日のパラジウムは、前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)結果を受けたドル買いに相場を圧迫され、公表直後の時間外取引ではマイナスサイドに反転するなど序盤より弱含む展開となった。また、来年の利上げ予測として従来の2回から3回にペースを引き上げれるとの見方が示唆され、その後もドルが主要通過に対して買い地合いが継続し、パラジウムは割高感から相場を圧迫されたほか、他貴金属の軟調な動きも意識され売りが加速した。途中、米国株の上昇を受けてやや買い戻される場面もあったが、このところの高値推移による利益確定売りや、原油相場の下げが重しとなり、そのまま安値圏で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、海外相場が大きく反落した事を映して軟調に推移。買取では1gあたり2,792円(-81円)と、3営業日ぶりに値を下げ、本日はマイナス圏での値動きとなりました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
12/16 2792円 (-81円)
12/15 2873円 (+27円)
12/14 2846円 (+33円)
12/13 2813円 (-49円)
12/12 2862円 (+32円)
12/09 2830円 (+10円)
12/08 2819円 (-21円)
12/07 2840円 (-33円)
12/06 2873円 (+38円)
12/05 2835円 (-65円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:2,838円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:15現在の金相場は1トロイオンス1133.25ドル、パラジウムは701.75ドル、為替は1$118円16銭前後の値動きで推移しております。