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《金相場》週明け4日のNY金相場は反落。中心限月の12月物は1トロイオンス1288.90ドル(-5.90ドル)で取引きを終了した。先週末に7月の米雇用統計内容を受け大きく反発した金は、利益確定の売りが出た事で軟調に推移。ポルトガルの中央銀行によるバンコ・エスピリトサント(BES)への救済策を好感し、この日の米株価が堅調に推移した事で金は売りが優勢となり下値を切り下げた形に。また、サマーシーズンという事もあって、金現物の値動きは乏しく、薄商い商状へ。市場心理は米景気拡大による金利上昇時期を警戒しており、今後数カ月から年内の経済指標がより強い内容が示されれば一段と値を下げる可能性も。一方、依然としてウクライナ情勢や、中東問題など地政学リスクが意識され、警戒感から安全資産として金を買う動きも強い。
国内の金相場は海外相場を映して反落。買取ベースでは1gあたり4,549円(-12円)と、値を下げております。
《パラジウム相場》週明け4日のNYパラジウム相場は続落。中心の9限月は1トロイオンス855.10ドル(-9.45ドル)と、3営業日値を下げて中心終値では先月1日相場以来およそ1ヶ月ぶりの安値で取引きを終了。ここ最近の高騰から利益確定を目的とした調整売りが優勢となった事で、この日もパラジウムはマイナス圏で引けた。
国内のパラジウム相場は最近の高値反動から売られ反落。買取では3,013円(-23円)と、31日につけた13年4ヶ月ぶりの高値から3営業日続落し、先月4日相場以来1ヶ月ぶりの安値圏へ軟化しました。3日続落は先月22日~24日以来2週間ぶりとなり、値を下げた3日間の下げ幅は-87円(-2.8%)。
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:05現在の金は1トロイオンス1289.25ドル、パラジウムは858.70ドル、為替は1$102円57銭前後の値動きで推移しております。