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2017年01月26日売りが優ったNY相場安を映して、国内貴金属は総じて反落↓

【金相場】25日のNY金相場は、投資家のリスク選好意欲が高まる中、安全資産とされる金は売りが優り続落。中心限月の2月限は1トロイオンス1197.80ドル(-13.00ドル)と、マイナス圏で取引きを終了。投資家のリスク投資意欲の高まりを背景に、安全資産とされる金の需要は減退し、相場は前日夜から軟調に推移。さらに、この日のニューヨーク株式市場でダウ工業株30種平均が史上初となる2万ドルを突破すると、朝方には金に一段と売り圧力がかかり相場を圧迫された。また、週初におよそ2カ月ぶりの高値を付けた反動から、引き続き利益確定の売りが出やすかったことも要因となった。

国内の金相場は、軟調となったNY相場安を映して反落。買取ベースでは1gあたり4,677円(-52円)と、本日はマイナス圏での値動きとなりました。

《直近10日間の金相場価格推移(買取)》

01/26   4677円 (-52円)

01/25   4729円 (+8円)

01/24   4721円 (-33円)

01/23   4754円 (-4円)

01/20   4758円 (+11円)

01/19   4747円 (+32円)

01/18   4715円 (-3円)

01/17   4718円 (-9円)

01/16   4727円 (+13円)

01/13   4714円 (-6円)

直近10日間の金相場平均価格:4,726円/g


【パラジウム相場】25日のNYパラジウム相場は、連日の高値更新から買い過剰感が台頭し大幅反落。中心限月の3月限は1トロイオンス736.10ドル(-59.75ドル)と、前日記録したおよそ1年8ヵ月半ぶり(2015年5月8日相場来)の高値から後退した。この日のパラジウムは、前日におよそ1年8ヵ月半ぶりの高値を付けるなど急速に上げ幅を拡大していた事から、買い過剰感が台頭し序盤より利益を確定する売りが先行した。一方、欧米株価が堅調に推移する中、ニューヨーク株式市場ではダウ工業株30種平均が史上初となる2万ドルを突破。市場ではリスク選好地合いが強まったものの、金やプラチナなど他貴金属の軟調さも意識され、この日は売り一辺倒となった。

国内のパラジウムは、高値修正となったNY相場を映して大幅反落。買取では1gあたり2,851円(-211円)と、連日の上値追いが一服し、調整地合いの展開となりました。

《直近10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

01/26   2,851円 (-211円)

01/25   3,062円 (+70円)

01/24   2,992円 (-81円)

01/23   3,073円 (+114円)

01/20   2959円 (+27円)

01/19   2932円 (+38円)

01/18   2894円 (±0円)

01/17   2894円 (-38円)

01/16   2932円 (-38円)

01/13   2970円 (+11円)

直近10日間のパラジウム相場平均価格:2,956円/g


現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:45現在の金相場は1トロイオンス1203.70ドル、パラジウムは741.65ドル、為替は1$113円36銭前後の値動きで推移しております。