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2014年08月22日今週5営業日の金相場価格推移

21日のニューヨーク金相場は、米国の早期利上げ観測が強まった事を背景に大きく続落。中心限月の12月物は1トロイオンス1275.40ドル(-19.80ドル)と、6月18日相場以来およそ2カ月ぶりの安値で取引きを終了。前日に公開された7月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨が金融政策に対し、想定よりも引き締め的な議論が活発だった事が明らかとなり、早期利上げを実施する観測が強まった事を受け、為替市場でドルが大きく上昇。相対的に金は売り込まれ5営業日続落した。また、8月のHSBC中国製造業購買担当者景況指数(PMI)が、およそ3カ月ぶりの低水準となった事も、金相場の圧迫材料となった。市場の感心は今晩ジャクソンホールで講演するFRBイエレン議長による発言に注視している。


国内金相場は海外相場が軟調に推移している事を映して反落。買取ベースでは1g4578円(-29円)と、3営業日ぶりに値を下げ反落しました。

今週5営業日(8月18日~8月22日)の金の値動きは、値を上げた日が2日(20日・21日)、値を下げた日が3日(18日・19日・22日)。連休明けの国内相場は、前週末に海外相場が反落した事を受け国内でも反落。翌営業日19日も、前日比ほぼ横ばいながら-1円と小幅に値を下げ2日続落し、翌20日は前日の海外相場では値を下げたものの、国内では為替が円安・ドル高に振れた事もあって2営業日ぶりに反発。21日も米のFOMC議事要旨の内容を受けて前日の海外相場では続落したものの、国内では為替相場が1$103円台まで円安が進行した事で金相場は続伸し、8月初来の高値を更新。買取では12日相場以来およそ1週間ぶりに4,600円台へ価格をのせました。 本日は海外相場が前日に続き早期利上げ観測が意識された事や、発表された経済指標が良好な内容となった事から大きく売り込まれ金は5営業日続落。国内でも軟調に推移している海外相場を映して反落し、買取では1gあたり4,578円(-29円)と、6日相場以来およそ2週間ぶりの安値へ値戻しました。

今週の金相場は、最高値:4,607円(8/21相場)、最安値:4,578円(8/22相場)、平均価格は4,589.2円/g。値動きは以下の通り。

【今週5営業日の金相場価格推移(買取ベース)】

08/22 4578円 (-29円)※最安値

08/21 4607円 (+17円) ※最高値

08/20 4590円 (+5円)

08/19 4585円 (-1円)

08/18 4586円 (-19円)

今週5営業日の金平均価格:4,589.2円/g


現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:10現在の金は1トロイオンス1278.65ドル前後の値動きで推移しております。