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2014年08月26日金相場は反落↓パラジウムも為替との兼合いから国内では3営業日ぶりに反落。

《金相場》週明け25日のニューヨーク金相場は反落。中心限月の12月物は1トロイオンス1278.90ドル(-1.30ドル)と小幅ながら値を下げ取引きを終了。この日は値動きが乏しく薄商いの中、米の株式相場が堅調に推移した事や、為替市場でドルが上昇した事で、ドル建ての金は割高感から相場を圧迫。先週末比-1.30ドルと小幅に値を下げ、結局1280ドルを下回ってこの日の取引きを終えた。ただ、依然として中東やウクライナ情勢など地政学リスクを意識した買い支えもあり下値は限られた。

国内の金相場は海外相場が軟調に推移した事を映して反落。買取ベースでは1gあたり4,578円と、前日値を上げた上げ幅を値戻しました。

 

 
《パラジウム相場》週明け25日のニューヨークパラジウム相場は3営業日続伸。中心の9月限は1トロイオンス889.75ドル(+2.15ドル)と、小幅に値を伸ばし直近高値をつけた先週18日相場以来1週間ぶりの高値で取引きを終了。この日は金をはじめ、他貴金属が軟調に推移した中、パラジウムのみ続伸するなど堅調に推移。ウクライナ対ロシアの動向を伺いながらも、この日も買いが優勢となりプラス圏で引けた。本日ロシア・ウクライナ各首脳がベラルーシの首都ミンスクで会談を行う予定となっており市場は動向を注視している模様。

国内のパラジウム相場は為替が若干円高に振れた事もあり反落。買取では3,164円(-11円)と、3営業日ぶりに値を下げ前日比マイナスとなりました。


現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:00現在の金は1トロイオンス1278.80ドル、パラジウムは888.40ドル、為替は1$103円88銭前後の値動きで推移しております。