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【金相場】週末7日のNY金相場は、米国のシリア空爆による逃避需要から買いが進んだほか、雇用減速も支えとなり上伸。中心限月の6月限は1トロイオンス1257.30ドル(+4.00ドル)と、続伸して取引きを終了。米軍は6日、シリアの空軍基地に対して巡航ミサイルを発射。中東情勢が緊迫化するとの懸念から安全資産としての金需要が急拡大した。さらに、7日早朝には弱めの米雇用統計の発表を受けて一段と上昇、相場は一時1273.30ドルと昨年11月10日以来およそ5カ月ぶりの高値を付けた。3月の雇用統計は、失業率は低下したものの、非農業部門就業者数の伸びが前月から急減速し、市場予想も大きく下回った。 ただ、マクロ経済指標や地政学的リスクを背景とした買いの流れは昼ごろまでにほぼ一巡。外国為替市場でドル高・ユーロ安が進行してドル建て商品の割安感が後退した上、週末に伴う持ち高調整や利益確定の動きも重なり、金相場は上げ幅を縮小した。
国内の金相場は、逃避需要から買いが進んだ週末のNY相場高を映して3営業日ぶりに上昇。買取ベースでは1gあたり4,804円(+26円)と、月初来高値を抜いて、3月6日相場以来およそ1ヶ月ぶりの高値に値戻しました。
《直近10日間の金相場価格推移(買取)》
04/10 4804円 (+26円)
04/07 4778円 (-7円)
04/06 4785円 (-12円)
04/05 4797円 (+7円)
04/04 4790円 (+9円)
04/03 4781円 (-5円)
03/31 4786円 (-6円)
03/30 4792円 (+15円)
03/29 4777円 (+4円)
03/28 4773円 (+9円)
直近10日間の金相場平均価格:4,786円/g
【パラジウム相場】週末7日のNYパラジウム相場は、地政学リスクの高まりや、雇用統計内容を受けたドルの動きに振られ売り買いが交錯。中心限月の6月限は1トロイオンス803.70ドル(-0.40ドル)と、小幅ながら値を下げて取引きを終了。米軍によるシリア攻撃で地政学リスクが高まり、外為市場ではドル安・ユーロ高が進み、ドル建てのパラジウムは買いが先行した。また、発表された3月の米雇用統計が低調な結果と受け止められ、米利上げが緩やかなペースで進むとの観測が改めて強まった事から買いが膨らみ、上げ幅は一時813.20ドルまで拡大した。ただ、その後は、ドルの戻りや、週末を前にした利益確定売りが出た事から上げ幅を縮小し、結局引けにかけてマイナス圏に沈下して取引きを終えた。
国内のパラジウムは、売り押された週末のNY相場を映して小幅安に。買取では1gあたり3,040円(-6円)と、小幅ながら値を落とし続落となりました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
04/10 3040円 (-6円)
04/07 3046円 (-5円)
04/06 3051円 (+11円)
04/05 3040円 (+5円)
04/04 3035円 (+6円)
04/03 3029円 (+16円)
03/31 3013円 (+27円)
03/30 2986円 (±0円)
03/29 2986円 (+21円)
03/28 2965円 (-75円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,019円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:10現在の金相場は1トロイオンス1255.80ドル、パラジウムは798.75ドル、為替は1$111円48銭前後の値動きで推移しております。