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28日のニューヨークパラジウム相場は続伸。中心限月の12月物は898.10ドル(+3.40ドル)と、2日値を伸ばし18日につけた直近高値(894.90ドル)を上抜き、再び2001年2月以来およそ13年半ぶりの高値を更新して取引きを終了。ロシア軍がウクライナ国境を越境し、戦闘にも参加していると報じられた事を受け、供給不安を意識した買いが入りパラジウムは序盤から堅調に推移。一時900ドル超まで値を伸ばす場面もあり上伸した。その後は、上げ幅を縮小するも結局終値では直近高値を超えて13年半ぶりの高値で、この日の取引きを終えた。先日26日に行われたロシア・ウクライナ各首脳によるミンスクでの会談が実質的に無効状態となり、再び先行き不安が強まった事でパラジウムは一段高となった。
国内のパラジウム相場は海外相場の上昇を映して続伸。買取では3,186円(+11円)と、直近高値を上抜いて2001年3月22日相場以来およそ13年5ヵ月ぶりの高値を更新しました。
今週5日間の国内パラジウムは、値を上げた日が3日(25日・28日・29日)、値を下げた日が1日(26日)、変わらなかった日が1日(27日)となっており、週明け25日の国内パラジウム相場は前週末の海外相場の上昇を映し続伸。直近の高値を上抜き、13年5カ月ぶりの高値をつけ一段高へ。翌26日は海外相場では上昇したものの、国内では円高となった事で3営業日ぶりに値を下げ反落。27日相場は、26日に開かれたロシア・ウクライナ各首脳によるミンスクでの会談を警戒された事もあり、前日の海外相場が4営業日ぶりにマイナスに転じたものの、国内では為替との兼合いから前日と変わらずの横ばいとなり、買取では3,164円。昨日28日は、ウクライナ情勢が再び悪化した事を背景に前日の海外相場では直近高値圏まで上昇。国内のパラジウム相場も値を上げ3,175円(+11円)と3営業日ぶりにプラスに転じ、週初め25日につけた直近高値(2001年3月23日来)と同額まで値戻しました。本日はウクライナ情勢が緊迫化した事を背景に、需供逼迫の警戒感から前日の海外相場が直近高値を超えて13年半ぶりの高値をつけた事で、国内相場も続伸。買取では3,186円と、およそ13年5ヵ月ぶりの高値を更新しました。
今週のパラジウム相場は、最高値:3,186円(8/29相場)、最安値:3,164円(8/26・27相場)、平均価格は3172.8円/gとなっており、週間では5営業日全日で3,100円台で推移するなど、前週に続き年初来では最高値圏で推移。5営業日の平均価格では前週18日~22日相場の平均価格3,122円に対し、gあたり+50.8円と率では+1.6%となりました。週間の値動きは以下の通り。
【今週5営業日のパラジウム相場価格推移(買取ベース) 】
08/29 3186円 (+11円) ※最高値
08/28 3175円 (+11円)
08/27 3164円 (±0円)
08/26 3164円 (-11円) ※最安値 (27日同額)
08/25 3175円 (+38円)
今週5営業日のパラジウム平均価格:3172.8円/g
12:30現在のパラジウムは1トロイオンス896.60ドル前後の値動きで推移しております。