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【金相場】31日のNY金相場は、ドルが主要通貨に対して下落するなど割安感が生じたほか、英国の総選挙の行方や、米国の政治混乱を背景に買いを集め反発。中心限月の8月限は1トロイオンス1275.40ドル(+9.70ドル)と、買いが優りプラス圏に転じて取引きを終了。この日の金相場はドル安・ユーロ高の進行が支援材料となったほか、チャート絡みの買いなども入り、未明から堅調に推移。また、原油相場の下落に加え、午前中に発表された住宅関連指標が低調な内容だったことを受けて米国株が続落する中、逃避需要としての金を買う動きも広がり上げ幅を拡大した。加えて、6月の英総選挙を控えた警戒感や、米国の政治リスクの高まりからも安全資産としての金買いを後押しする展開となった。ただ、米雇用統計の発表を週末に控えて、投資家の様子見姿勢が幾分強まったため、取引き終盤にかけては伸び悩み上値は限定的となった。市場関係者らは、雇用統計の内容から米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げペースに関する手掛かりなどを得ようとしている。
国内の金相場は、買いが優ったNY相場を映して反発。買取ベースでは1gあたり4,837円(+29円)と、プラスに転じ、高値圏内へ再浮上する展開となりました。
《直近10日間の金相場価格推移(買取)》
06/01 4837円 (+29円)
05/31 4808円 (-34円)
05/30 4842円 (-8円)
05/29 4850円 (+31円)
05/26 4819円 (-10円)
05/25 4829円 (+7円)
05/24 4822円 (-5円)
05/23 4827円 (+9円)
05/22 4818円 (+30円)
05/19 4788円 (-25円)
直近10日間の金相場平均価格:4,824円/g
【パラジウム相場】31日のNYパラジウム相場は、原油相場の急落や米国株の軟調さが意識されるも、ドル安による割安感や、他貴金属の上昇、テクニカル要因から買いを集め一段高へ。中心限月の9月限は1トロイオンス815.95ドル(+13.30ドル)と、4営業日続伸し月初来高値を更新。中心終値では年初来高値を記録し直近高値(約2年3ヶ月ぶり)となった、4月28日相場以来およそ1ヶ月ぶりの高値に戻して取引きを終了。この日のパラジウムは、前日まで買いが続き高値圏まで上昇していた反動から序盤は利益確定の売りに押され軟調に推移した。また、原油相場の下げや、発表された住宅関連指標が低調な内容だったことを受けて米国株が軟調となった事も意識されたが、一方で外為市場ではドルが主要通貨に対して下落し割安感が生じたほか、金やプラチナの上昇が材料となり中盤には買い戻しに反転。ドル安の加速やテクニカル要因からも買いを集め、上げ幅を拡大する展開となった。
国内のパラジウムは、一段高となったNY相場を映して大幅続伸。買取では1gあたり3,094円(+48円)と、上げ幅を拡大し、直近高値の先月12日相場以来およそ3週間ぶりの高値に値戻しました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
06/01 3094円 (+48円)
05/31 3046円 (+44円)
05/30 3002円 (±0円)
05/29 3002円 (+75円)
05/26 2927円 (+22円)
05/25 2905円 (-38円)
05/24 2943円 (+27円)
05/23 2916円 (+22円)
05/22 2894円 (-6円)
05/19 2900円 (-65円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:2,963円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:05現在の金相場は1トロイオンス1270.55ドル、パラジウムは818.70ドル、為替は1$110円95銭前後の値動きで推移しております。