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2014年09月12日金相場-今週5営業日の価格推移

11日のニューヨーク金相場は続落。中心限月の12月限は1トロイオンス1239.00ドル(-6.30ドル)と、4営業日続落し、中心終値ではおよそ7ヶ月半ぶりの安値圏で取引きを終了。序盤の金相場はSPDRゴールドトラストの金保有高が3週間ぶりの増加となった事で買いが先行したが、米の早期利上げ観測が高まっている事から、外為市場ではドルが主要通貨に対して上昇。ドル高に押される形で金は徐々に売りが優勢となり、マイナス圏に沈んだ。このほか、8月の中国消費者物価指数(CPI)が伸び悩んだ事で、同国の金飾品需要が抑えられるのではとの思惑も金の売り材料となった。市場では中東情勢に対する地政学リスクを意識する動きはあるものの、ウクライナの停戦合意や、次回の米のFOMC会合では、よりタカ派的な姿勢が示されると予想している。



国内の金相場は海外相場を映して反落。買取ベースでは1gあたり4571円(-19円)と、先週末5日相場と同額まで値戻し1週間ぶりの安値となりました。


今週の金相場は、最高値:4,590円(11日相場)、最安値:4,571円(12日相場)、平均価格は4582.6円/gとなっており、前週平均(1日~5日相場)の4,595円/gに対し、1gあたり-12.4円(-0.2%)。ほぼ横ばいながら3週間ぶりにマイナスで越周となりました。週間5営業日の値動きは以下の通り。

【今週5営業日の金相場価格推移(買取ベース)】

9/12 4571円 (-19円) ※最安値

9/11 4590円 (+9円) ※最高値

9/10 4581円 (-3円)

9/9 4584円 (-3円)

9/8 4587円 (+16円)

今週5営業日の金平均価格:4,582.6円/g