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2014年09月16日金相場-週明け海外相場は反発するも、国内では為替との兼ね合いから続落↓

【12日金相場】先週末12日のニューヨーク金相場は続落。中心限月12月限は1トロイオンス1231.50ドル(-7.50ドル)と、米国の早期利上げへの警戒感を背景に5営業日続落し中心限月の終値として は、7カ月半ぶりの安値を更新して週末の取り引きを終えた。この日発表された米の経済指標(8月小売売上高、9月消費者マインド指数)は共に市場予想を上回り良好な内容となった事を受けて、米の早期利上げ観測が高まり金相場の売り材料となった。また、外国為替市場ではドルが上昇。相対的に金相場は圧迫され、前日に続き2連日で7ヶ月半ぶりの安値圏で取り引きを終えた。米国の景気回復に伴い、連邦準備制度理事会(FRB)による早期利上げ観測の高まりや、インフレ見通しが抑制されている事から金相場の下落に繋がっており、次回のFOMC議会でこれまでよりもタカ派的な内容になるのではとの見方から市場は動向を注視している。

先週末(12日)のNY金相場は、前週末(5日)終値比 1トロイオンス-35.8ドル(-2.8%)と、マイナスで越週となりました。 5営業日(8日?12日)の金平均価格は1トロイオンス1243.72ドル。



≪NY金相場 先週の値動き(9月8日~9月12日)≫

9/8 1254.30ドル (-13.0ドル)

9/9 1248.50ドル (-5.80ドル)

9/10 1245.30ドル (-3.20ドル)

9/11 1239.00ドル (-6.30ドル)

9/12 1231.50ドル (-7.50ドル)
※前週末比:1トロイオンス-35.8ドル(-2.8%)

(5営業日の金平均価格:1トロイオンス1243.72ドル)




【15日金相場】週明け15日のニューヨーク金相場は6営業日ぶりに反発。中心限月の12月限は1トロイオンス1235.10ドル(+3.60ドル)と、最近の安値反動から6営業日ぶりプラスに転じて取引きを終了。序盤は軟調な値動きとなったが、最近の安値反動から現物需要が増加した事や、発表された米の経済指標の内容を受けて徐々に買いが優勢となり、プラス圏に浮上。小幅ながら値を上げ6営業日ぶりに反発してこの日の取引きを終えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)を16~17日に控え、市場ではその結果を見極めたいとの雰囲気が強く様子見ムードから値動きは限定的となった。



連休明けの国内金相場は為替との兼ね合いから続落。買取ベースでは1gあたり4,549円(-22円)と、2営業日値を下げ続落となりました。


11:00現在の金は1トロイオンス1237.40ドル前後の値動きで推移しております。