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【金相場】11日のNY金相場は、米政治リスクが意識された場面で、逃避目的の買いが進んだほか、外国為替市場でドルが下げたことも相場の支えとなり続伸。中心限月の8月限は1トロイオンス1214.70ドル(+1.50ドル)と、小幅ながら値を上げ、買い優勢で取引きを終了。この日は売り買いのきっかけとなる新規の手掛かり材料が不足する中、午前中ごろまでは軟調に推移していた。しかし、トランプ大統領の長男によるロシアとの不適切な関係への疑惑が高まるなど「ロシアゲート」問題が再燃。米政治リスクが嫌気され、外国為替市場でドル安・ユーロ高が進む中、ドル建てで取引される金商品に割安感が生じたことから買いが優勢となり、プラス圏に浮上した。ただ、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長による議会証言を12-13両日に控えて、追加利上げや保有資産圧縮などに関する発言内容を見極めたいとの思惑から、終盤にかけて相場は拮抗する動きが見られ上値は限定的となった。
国内の金相場は、NY相場高を映すも為替が円高・ドル安に振れた事を受けて上げを消化され小幅安に。買取ベースではは1gあたり4,771円(-6円)と、小幅ながら値を下げ反落となりました。
《直近10日間の金相場価格推移(買取)》
07/12 4771円 (-6円)
07/11 4777円 (+7円)
07/10 4770円 (±0円)
07/07 4770円 (-14円)
07/06 4784円 (+5円)
07/05 4779円 (-2円)
07/04 4781円 (-19円)
07/03 4800円 (-1円)
06/30 4801円 (-26円)
06/29 4827円 (+6円)
直近10日間の金相場平均価格:4,786円/g
【パラジウム相場】11日のNYパラジウム相場は、原油高やドル安の進行、テクニカル要因から買い地合いが続き上伸。中心限月の9月限は1トロイオンス846.85ドル(+9.50ドル)と続伸し、買い優勢で取引きを終了。この日のパラジウムは、ドル高要因から序盤は前日終値を割り込むなど売りが先行した。しかし、その後はトランプ政権と、ロシアとの不適切な関係への疑惑が深まり、投資家心理が悪化。外為市場ではドル売り・ユーロ買いが進み、ドル建てのパラジウムは、金同様に買い戻しに反転した。また、原油相場の上昇や、テクニカルな買いから上げ幅を拡大したパラジウムは、一時850ドル超まで値を伸ばす場面もあり、この日も堅調地合いとなった。
国内のパラジウムは、買いが優ったNY相場を映して堅調地合いが継続。買取では1gあたり3,310円(+27円)と、3営業日続伸し、6月23日相場以来およそ3週間ぶりの高値圏へ浮上。同日ぶりに3,300円台に値戻すなど、上げ幅を拡大する展開となりました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
07/12 3310円 (+27円)
07/11 3283円 (+16円)
07/10 3267円 (+65円)
07/07 3202円 (-38円)
07/06 3240円 (-38円)
07/05 3278円 (+11円)
07/04 3267円 (+43円)
07/03 3224円 (-21円)
06/30 3245円 (-15円)
06/29 3262円 (±0円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,258円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:40現在の金相場は1トロイオンス1220.25ドル、パラジウムは855.10ドル、為替は1$113円46銭前後の値動きで推移しております。