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2014年09月19日金相場-今週4営業日の価格推移

18日のニューヨーク金相場は続落。中心限月の12月限は1トロイオンス1226.90ドル(-9.00ドル)と、昨日行われた米の連邦公開市場委員会(FOMC)で、金利見通しを引き上げたことを背景に、インフレヘッジとしての金需要が減退。利益確定売りや、持ち高調整売りから価格水準を一段下げ、中心限月終値ベースで1月8日相場以来およそ8カ月ぶりの安値水準で取引きを終了。前日まで開催されていた米のFOMC会合で、政策金利見通しが上方修正された事でドルが主要通貨に対し一段高となり、相対的に金相場は立会取引終了後に一段安となった。この日は、持ち高調整目的の売りや、利益確定売りに押され一時1216ドル付近まで売り込まれる場面もあったが、その後売り過剰感から切り返された。



国内の金相場は為替が1$108円後半まで円安・ドル高が進んだ事で3営業日続伸。買取ベースでは1gあたり4,584円(+22円)と、先週11日相場以来およそ1週間ぶりの高値となりました。

今週4営業日(9月16日~19日)の金の値動きは、値を上げた日が3日(17日・18日・19日)、値を下げた日が1日(16日)。連休明け16日の国内相場は前週末(12日)・週明け(15日)の海外相場が早期利上げ観測の高まりから軟調に推移した事を映して続落。gあたり-22円値を下げ、買取では4,549円と、先月5日相場と同額まで値戻しおよそ1か月半ぶりの安値圏まで軟化。翌17日は海外相場が続伸した事を映して、国内相場は小幅に値を上げ3営業日ぶりに反発。昨日は前日の海外相場が米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策決定待ちの持ち高調整や、インフレ圧力の低下から小幅に値を下げ3営業日ぶりに反落したものの、国内相場では為替がドル高・円安に推移した事で上伸。買取ベースでは1gあたり4,562円(+4円)と、ほぼ横ばいながら小幅に値を伸ばし2営業日続伸。本日は海外相場が昨日まで行われた米の連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利見通しが上方修正されたとの観測から続落。国内相場は為替がドル高・円安に振れた事で3営業日続伸し1gあたり4,584円(+22円)と、先週11日相場以来およそ1週間ぶりの高値をつけました。


今週の金相場は、最高値:4,584円(9/19相場)、最安値:4,549円(9/16相場)、平均価格は4563.25円/gとなっており、平均価格では前週(8日~12日)平均の4,582.6円/gに対し、1gあたり-19.35円(-0.4%)と前週に続きマイナスとなりました。週間4営業日の値動きは以下の通り。

【今週4営業日の金相場価格推移(買取ベース)】

9/19 4584円 (+22円)※最高値

9/18 4562円 (+4円)

9/17 4558円 (+9円)

9/16 4549円 (-22円) ※最安値

今週4営業日の金平均価格:4,563.25円/g


12:50現在の金は1トロイオンス1225.70ドル前後の値動きで推移しております。