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《金相場》24日のニューヨーク金相場は小幅に値を下げ反落。中心終値の12月限は1トロイオンス1219.50ドル(-2.50ドル)で取引きを終了。この日発表された米の経済指標(8月新築一戸建て住宅販売件数)が、市場予想を大きく上回った事から外為市場ではドルが上昇。ドル建ての金相場は割高感から相場を圧迫された事や、株式相場が上昇に転じた事から売りが優勢となった。ただ、米軍によるイスラム国空爆による警戒感から、安全資産として金を買う動きもあり下値は抑えられた。
国内金相場は海外相場を映し反落。買取ベースでは1gあたり4,568円(-4円)と、小幅に値を下げ反落となりました。
《パラジウム相場》24日のニューヨークパラジウム相場は続伸。中心限月の12月限は1トロイオンス820.05ドル(+4.25ドル)と、2営業日続伸し再び820ドルにのせて取引きを終了。この日は米の経済指標が良好な内容となった事や、ドル高・株高を背景にパラジウムを除いた他貴金属は軟調に推移。同白金族のプラチナが大きく値下げたものの、パラジウムは最近まで値を下げた安値反動や、米国経済の景気拡大、自動車販売増加による需要増しへの期待感から買いが優勢となり前日に続きプラス圏でこの日の取引きを終えた。ただ、欧州経済の景気低迷や、中国経済の先行き不透明感から上げ幅は小幅となった。
国内のパラジウム相場は海外相場が続伸した事を受けて反発。買取では3,046円(+11円)と、3営業日ぶりにプラスに転じ反発しました。
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:10現在の金は1トロイオンス1214.40ドル、パラジウムは812.35ドル、為替は1$109円21銭前後の値動きで推移しております。