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25日のニューヨークパラジウム相場は3営業日ぶりに反落。中心の12月限終値は1トロイオンス802.75ドル(-17.30ドル)と、3営業日ぶりに大きく値を下げ中心終値では5月9日相場以来およそ4ヶ月半ぶりの安値で取引きを終了。この日は金を除いた他貴金属が軟調に推移。欧州経済の景気低迷や、ノリリスク社への政府在庫買取交渉、ウクライナを巡りロシアに対し経済制裁を科していた米欧が一部制裁を解除するのではとの観測から売りが優勢となり序盤から前日終値を下回って推移。一時795ドル付近まで売られる場面もあったが、その後は売り過剰感や、金がプラスに転じた事で下げ幅を縮め800ドル台を回復して引けた。年初来より需供逼迫の警戒感から高騰していたパラジウムは、欧州・中国の景気後退に伴い、需要減少の観測も意識されはじめ、最近までの高値反動からもう一段値下げる可能性もあり今後の動向に注視が必要。
国内のパラジウム相場は軟調に推移した海外相場の流れから反落。買取では2,992円(-54円)と、先月8日相場と同額まで値を下げ、およそ1か月半ぶりの安値となりました。
今週4日間の国内パラジウムは、値を上げた日が1日(25日)、値を下げた日が3日(22日・24日・26日)となっており、週明け22日の国内パラジウム相場は、前週末(19日)の海外相場がテクニカルの悪化や中国の景気減速懸念から3営業日続落した事を映し、国内相場も大きく反落。祝日明けの24日も為替との兼ね合いから小幅に値を下げ軟調に推移。昨日はドル高・株高を背景に海外相場ではパラジウムを除いた他貴金属が軟調に推移。パラジウムは最近まで値を下げた安値反動や、米国経済の景気拡大への期待感から2営業日続伸した事で、国内相場も3営業日ぶりに反発し週間では最高値へ。本日は欧州経済の景気低迷観測や、供給安定への前進を背景に需供逼迫観測が緩和された事で海外相場が大きく反落。節目の800ドルこそ持ち直すも、中心終値では5月9日相場以来およそ4ヶ月半ぶりの安値へ軟化。国内相場も軟調に推移した海外相場を映し反落。買取ベースでは2,992円(-54円)と、先月8日相場と同額まで値を下げ、およそ1か月半ぶりの安値更新となりました。
今週のパラジウム相場は、最高値:3,046円(9/11相場)、最安値:2992円(9/22相場)、平均価格は3028.25円/gとなっており、平均では前週相場(16日~19日)の平均価格3088.75円/gに対し、gあたり-60.5円と率では-1.9%。週間の値動きは以下の通り。
【今週4営業日のパラジウム相場価格推移(買取ベース) 】
9/22 3040円 (-60円)
9/24 3035円 (-5円)
9/25 3046円 (+11円) ※最高値
9/26 2992円 (-54円) ※最安値
今週4営業日のパラジウム平均価格:3028.25円/g
12:50現在のパラジウムは1トロイオンス804.30ドル前後の値動きで推移しております。