フジデンタルが運営する、歯科材料、歯科金属、
12%金パラの買取専門サイト
HOME > 相場情報
【金相場】31日のNY金相場は、発表された一連の米経済指標を背景に、ドル安の流れから買いが活発化し上昇。中心限月の12月限は1トロイオンス1322.20ドル(+8.10ドル)と、プラス圏に転じ、年初来高値を更新。中心終値では2016年9月29日相場以来およそ11ヵ月ぶりの高値で取引きを終了。この日の外国為替市場では米国の物価指標が弱かったことを受けて朝方からドル売り・ユーロ買いが進行。ドル建てで取引される金商品に割安感が生じたことから、買いが優勢となった。米商務省が発表した7月の個人消費支出(PCE)物価指数は前年同月比1.4%上昇と、伸びが前月比で横ばいとなり、米連邦準備制度理事会(FRB)が目標とするインフレ率の2%を下回った。これを受けて、「年内あと1回」の利上げが後ずれするのではないかとの観測も強まり、金利を生まない資産である金には買いが入った。このほか、北朝鮮情勢をめぐる懸念などが依然くすぶっていることも、安全資産とされる金には支援材料となり、この日はプラス圏で取引きを終えた。市場は明日発表される米国の8月雇用関連指数に関心が集まっている。
国内の金相場は、NY相場が一代高値を更新した事から堅調地合いを維持し6日続伸。買取ベースでは1gあたり5,002円(+40円)と、連日で年初来高値を更新し、2015年6月29日相場以来およそ2年2ヵ月ぶりの高値を更新。同日ぶりに5,000円台に回復するなど、価格水準を切り上げる展開となりました。
《直近10日間の金相場価格推移(買取)》
09/01 5002円 (+40円)
08/31 4854円 (+13円)
08/30 4943円 (+19円)
08/29 4924円 (+65円)
08/28 4859円 (+11円)
08/25 4848円 (+8円)
08/24 4840円 (-11円)
08/23 4851円 (+2円)
08/22 4849円 (+14円)
08/21 4835円 (-11円)
直近10日間の金相場平均価格:4,891円/g
【パラジウム相場】31日のNYパラジウム相場は、ドル高一服や、安値拾いの買い戻し、他貴金属の上昇を受けて反発。中心限月の12月限は1トロイオンス932.25ドル(+1.20ドル)と、小幅ながら値を上げ、プラス圏に転じて取引きを終了。この日のパラジウムは、売りが優勢となった前日相場の流れを引き継いだほか、ドル高に押され序盤は小安く推移した。一方、発表された物価指標である7月の米個人消費支出(PCE)デフレーターでは、変動の大きい食品・エネルギーを除いたコア指数が前年同月比で1.4%上昇。FRBが目標とする2%の上昇率を大きく下回っており、利上げペースの鈍化が意識される中、ドルが売りに反転し割安感からパラジウムは買い戻しが入りプラス圏に浮上した。また、他貴金属も同様に値を上げたほか、米国株も堅調となった事が材料視され、この日は買い優勢で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、小幅ながらプラスに転じたNY相場を映して反発。買取では1gあたり3,494円(+6円)と、小幅ながら値を上げプラス圏で推移となりました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
09/01 3494円 (+6円)
08/31 3488円 (-22円)
08/30 3510円 (+54円)
08/29 3456円 (+27円)
08/28 3429円 (-32円)
08/25 3461円 (+16円)
08/24 3445円 (-11円)
08/23 3456円 (-11円)
08/22 3467円 (+43円)
08/21 3424円 (±0円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,463円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:55現在の金相場は1トロイオンス1322.65ドル、パラジウムは934.75ドル、為替は1$110円01銭前後の値動きで推移しております。