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【金相場】13日のNY金相場は、外国為替市場でドル高・ユーロ安が進行し、割高感などから売り優勢の展開に。中心限月の12月限は1トロイオンス1328.00ドル(-4.70ドル)と、3営業日続落して取引きを終了。この日の金相場は、売りが優った前日までの反動買いや、北朝鮮が国連安保理の制裁決議を非難し、先行きの警戒から金を買う動きもあって序盤は小高く推移した。その後、外国為替市場でドル高・ユーロ安が進行したことや米長期金利の上昇が嫌気され、相場は次第に売りに反転。ライアン米下院議長が「税制改革の概要を25日に公表する」、「民主党による中間層の税制改革支持を歓迎する」とのコメントを発表したことも売り材料となり、まもなくマイナスサイドに沈下した。ただ、北朝鮮をめぐる地政学的リスクなどが依然くすぶっていることから、下値は限定的だった。来週には米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えており、市場関係者は翌14日公表の米消費者物価指数(CPI)に注目している。
国内の金相場は、ドル高に圧迫されたNY相場安を映してマイナス圏へ反転。買取ベースでは1gあたり5,021円(-20円)と、前日までの上伸が一服し、3営業日ぶりに反落しました。
《直近10日間の金相場価格推移(買取)》
09/14 5021円 (-20円)
09/13 5041円 (+53円)
09/12 4988円 (+7円)
09/11 4981円 (-47円)
09/08 5028円 (+28円)
09/07 5003円 (-5円)
09/06 5008円 (-21円)
09/05 5029円 (-16円)
09/04 5045円 (+43円)
09/01 5002円 (+40円)
直近10日間の金相場平均価格:5,015円/g
【パラジウム相場】13日のNYパラジウム相場は、ドル高・ユーロ安の進行から相場を圧迫されマイナス圏に反転。中心限月の12月限は1トロイオンス933.70ドル(-9.70ドル)と、3営業日ぶりに反落して取引きを終了。この日のパラジウムは、買いが優った前日までの堅調地合いを引き継ぎ、序盤は買いが先行した。また、市場心理が改善しリスク意欲の高まりを受けて、パラジウムにも買いが広がり一時この日の高値950ドルまで値を伸ばす場面もあった。ただ、発表された米生産者物価指数の上昇をきっかけとしたドル高の進行により、割高感が意識され相場を圧迫。金やプラチナなど他貴金属の軟調さや、前日までの上昇に対する利確売りも出て、この日は3営業日ぶりにマイナス圏で取引きを終えた。
国内のパラジウム相場は、売りが優ったNY相場を映して連騰が一服。買取では1gあたり3,537円(-43円)と、3営業日ぶりに値を下げ反落となりました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
09/14 3537円 (-43円)
09/13 3580円 (+102円)
09/12 3478円 (+27円)
09/11 3451円 (-75円)
09/08 3526円 (+32円)
09/07 3494円 (-65円)
09/06 3559円 (-81円)
09/05 3640円 (-48円)
09/04 3688円 (+194円)
09/01 3494円 (+6円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,545円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:00現在の金相場は1トロイオンス1323.75ドル、パラジウムは938.10ドル、為替は1$110円53銭前後の値動きで推移しております。