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《金相場》1日のニューヨーク金相場は反発。中心限月の12月物は1トロイオンス1215.50ドル(+3.90ドル)と、小幅に値を上げ取引きを終了。この日発表された9月の米ISM製造業景況指数が市場予想を下回った事や、ユーロ圏の9月の製造業購買担当者景気指数(PMI)確報値が下方修正された事から、米欧の株式相場が下落。外為市場では、ドルが主要通貨に対し軟調に推移した事もあって、代替え資産として金は買われプラス圏に浮上。間もなく発表される米の雇用統計を前に様子見ムードが強かった中、小幅高でこの日の取引きを終えた。
ユーロ圏の9月の製造業購買担当者景気指数(PMI)確報値は50.3と速報値の50.5から下方修正された。これを受けて欧州経済の先行き不透明感が改めて強まった事から、今夜予定されている欧州中央銀行(ECB)理事会で追加の金融緩和観測が意識されている。
国内の金相場はほぼ横ばいながら小幅に値を上げ反発。買取ベースでは1gあたり4,559円(+2円)となりました。
《パラジウム相場》1日のニューヨークパラジウム相場は大きく反発。中心限月の12月限は1トロイオンス784.55ドル(+9.40ドル)と、前日の安値反動から大きく値を上げ取引きを終了。序盤はドル高や、プラチナの下落につられ相場を圧迫し軟調に推移したが、米の9月ISM製造業景況指数が市場予想を下回った事でドルが主要通貨に対し下落。ドル建てのパラジウムは割安感から買い戻された事や、金が上昇した事からパラジウムも買いが優勢となり、プラス圏でこの日の取引きを終えた。
一方、同白金族のプラチナは中国・欧州経済の先行き不透明感が引き続き意識され軟調に推移。中心終値は1289.60ドル(-10.90ドル)と直近の安値を更新し、2009年10月以来およそ5年ぶりの安値水準に軟化。これで金との価格幅は±74.1ドルと一段と縮小した。
国内のパラジウム相場は前日の海外相場の上昇を映し反発。買取では1gあたり2,921円(+27円)と、再び2,900円台へ価格を値戻しました。
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:20現在の金は1トロイオンス1217.60ドル、パラジウムは787.05ドル、為替は1$108円73銭前後の値動きで推移しております。