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2日のニューヨークパラジウム相場は大きく反落。中心限月の12月物は1トロイオンス768.65ドル(-15.90ドル)で取引きを終了。序盤は米国の自動車販売の増加や、外為市場でドルが下落した事を受けて前日高値を上回るなど買われた場面もあったが、欧州経済の先行き不安や、需給安定観測の強まり、弱気で推移しているプラチナにつられる形でパラジウムも軟化し売りが優勢に。結局前日終値を大きく下回り中心終値ではおよそ6カ月ぶりの安値水準でこの日の取引きを終えた。
国内のパラジウムは前日の海外相場が値を下げた事や、為替が円高・ドル安に振れた事から大きく反落。買取では1gあたり2,867円(-54円)と、再び2,900円を割り込み6/24相場以来およそ3ヵ月半ぶりの安値となりました。
今週5日間の国内パラジウムは、値を上げた日が2日(9月30日・10月2日)、値を下げた日が3日(9月29日・10月1日・10月3日)となっており、週明け29日の国内パラジウム相場は、前週末(26日)の海外相場が大きく調整され値を下げた事で、国内相場も大きく続落。翌30日は週明けの海外相場が安値反動から3営業日ぶりに値を上げた事で、国内相場も反発。買取では2,954円(+22円)と、3営業日ぶりにプラスに転じました。翌1日は前日の海外相場が中国・欧州の景気先行き不安や、需給逼迫懸念の緩和観測から大きく反落した事で、国内相場もマイナス圏へ。買取では1gあたり2,894円(-60円)と、2,900円を割るなど、6/26相場と同額まで値戻しおよそ3か月半ぶりの安値水準へ。昨日は海外相場が前日の安値反動からプラスに転じた事で、国内相場も反発し買取では2,921円(+27円)と再び2,900円台へ。本日は海外相場が反落し一段安となった事や、為替が円高・ドル安に振れた事で国内相場も反落。買取では1gあたり2,867円(-54円)と、再び2,900円を割り込み6/24相場以来およそ3ヵ月半ぶりの安値となりました。現在パラジウムは供給安定化への前進や、中国・欧州の景気先行き不透明感から需要鈍化が改めて意識された事で調整地合いとなっており、場合によっては更に下値を追う可能性も。
今週のパラジウム相場は、最高値:2,954円(9/30相場)、最安値:2,867円(10/3相場)、平均価格は2913.6円/gとなっており、平均では前週相場(22日~26日)の平均価格3028.25円/gに対し、gあたり-114.65円と率では-3.7%。週間の値動きは以下の通り。
【今週5営業日のパラジウム相場価格推移(買取ベース) 】
09/29 2932円 (-60円)
09/30 2954円 (+22円) ※最高値
10/01 2894円 (-60円)
10/02 2921円 (+27円)
10/03 2867円 (-54円) ※最安値
今週5営業日のパラジウム平均価格:2913.6円/g
11:30現在のパラジウムは767.50ドル前後の値動きで推移しております。