2014年02月21日国内の金・パラジウムが反発↑金は再び4,500円台へ

NY金相場は先日の利益確定売りが進んだ事や、中国の製造業購買担当者景況指数(PMI)が7カ月ぶりの低水準に悪化した事を受けて続落↓1トロイオンス1316.90ドル(前日比-3.50ドル)で取引を終了。

国内の金は為替が円安・ドル高に振れた事で3日ぶりに反発し、買取では1g4,517円(+28円)と再び4,500円台へ↑今週5営業日の金の値動きは先週からの上昇の流れを受け、週初めから値を上げ2/18までに8営業日続伸↑買取では4,500円/gを超え、昨年9月20相場以来の高値を更新。その後2日値を下げ反落し、本日は為替が円安・ドル高に推移した事で3日ぶりに反発し再び4,500円台へ値を戻しました↑

今週5営業日の金平均価格は4,506円/g。先週比(2/10～2/14相場)に対し+98円/g(+2.1%)、先々週比(2/3～2/7相場)+228円/g(+5%)と、3週連続で上昇し現在高値圏で推移しております。2月初来では本日までに1gあたり+235円(+5.2%)。


パラジウムも本日3日ぶりに反発↑買取では1gあたり2,499円(+16円)。今週5営業日のパラジウムの値動きは値を上げた日が3日、下げた日が2日と先週からの上昇の流れを受け、週初めから上伸↑2/18には2,500円を超え、1/24相場とおよそ3週間ぶりの高値を更新。その後2日値を下げ反落し、本日は為替が円安・ドル高に推移した事で3日ぶりに反発となりました。

今週5営業日のパラジウム平均価格は2,497円/g。先週比(2/10～2/14相場)に対し+46円/g(+1.8%)、先々週比(2/3～2/7相場)では+121円/g(+4.8%)と、現在高騰し高値圏で推移。2月初来では本日までに1gあたり+94円(+3.7%)となっております。

現在、地金は世界情勢や為替などの兼ね合いもあり価格変動が激しくなっておりますので、今後の相場動向にご注視下さい。

12:20現在の金は1トロイオンス1317.50ドル、パラジウムは735.30ドル、為替は1$102円45銭前後の値動きで推移しております。