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【金相場】31日のNY金相場は、底堅い米国経済指標や、ドル高に伴う割高感が意識されマイナス圏での値動きに。中心限月の12月限は1トロイオンス1270.50ドル(-7.20ドル)と、3営業日ぶりに反落して取引きを終了。この日発表された10月の消費者景気信頼感指数や、シカゴ地域の景況指数(シカゴPMI)が前月から上昇し、市場予想も上回ったことから、外為市場ではドルが主要通貨に対して上昇。ドル建ての金商品は割高感から相場を圧迫され、売り先行の地合いとなった。ただ、翌11月1日には米連邦公開市場委員会(FOMC)声明の発表が予定されているほか、2日にはトランプ大統領が米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長指名の発表、税制改革法案の詳細を公表する見通しであることから、様子見ムードも強まり、昼ごろからは小幅な値動きとなった。米主要メディアは30日、トランプ大統領が次期FRB議長にパウエル理事を指名する見通しだと報じている。
国内の金相場は、ドル高要因に圧迫されたNY相場安を受けて小幅続落。買取ベースでは1gあたり4,973円(-2円)と、ほぼ横ばい圏ながらマイナス圏での値動きとなりました。
《直近10日間の金相場価格推移(買取)》
11/01 4973円 (-2円)
10/31 4975円 (-12円)
10/30 4987円 (+10円)
10/27 4977円 (-29円)
10/26 5006円 (+2円)
10/25 5004円 (-9円)
10/24 5013円 (+5円)
10/23 5008円 (+1円)
10/20 5007円 (+21円)
10/19 4986円 (+10円)
直近10日間の金相場平均価格:4,994円/g
【パラジウム相場】31日のNYパラジウム相場は、為替市場でドル高が進む中、押し目買いが入ったほか、米国経済指標が堅調だった事や、株高が意識され続伸。中心限月の12月限は1トロイオンス979.15ドル(+16.50ドル)と、13日(985.50ドル)に付けた約16年ぶりの高値圏に戻して取引きを終了。この日のパラジウムは、押し目買いから、取引き開始前の時間外より堅調地合いとなり小高く推移した。また、朝方発表された米国経済指標(10月の消費者景気信頼感指数や、シカゴ地域の景況指数)が、それぞれ良好な内容となった事から、リスク選好意欲が高まりドル買いや株高が進行。為替がドル高に振れながらも、株価上昇につられパラジウムも上げ幅を拡大した。このほか、米政治不安に対する投資家の警戒感は消えていないが、税制改革の早期実現に対する期待感は再び広がっている事から、そうした思惑も支援材料となり、この日は終始買い優勢の展開となった。
この日のプラチナ清算値は3.10ドル安の1トロイオンス919.60ドル。(反落)10月31日時点でのNY白金と、NYパラジウムの逆鞘は59.55ドル(パラジウム高) と、20日の価格差(43.05ドル)を抜いて、ここ最近では最大となった。
国内のパラジウムは、急伸したNY相場高を受けて大幅反発。買取では1gあたり3,807円(+76円)と、10月16日に付けた年初来高値を抜いて、2001年2月19日相場(3,812円)以来およそ16年9ヵ月ぶりの高値を記録。同日ぶりに3,800円台のせるなど一段高となりました。
本日のプラチナ価格は1gあたり3,603円(+8円)と6営業日ぶりに上昇。パラジウムとの差額は204円(パラジウム高)と、価格差が拡大する展開となりました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
11/01 3807円 (+76円)
10/31 3731円 (-33円)
10/30 3764円 (-5円)
10/27 3769円 (+21円)
10/26 3748円 (-5円)
10/25 3753円 (+27円)
10/24 3726円 (-65円)
10/23 3791円 (+81円)
10/20 3710円 (-5円)
10/19 3715円 (-60円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,751円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:50現在の金相場は1トロイオンス1272.80ドル、パラジウムは983.45ドル、為替は1$113円87銭前後の値動きで推移しております。