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2017年11月13日売りが優った週末のNY相場を映して、国内貴金属は総じて軟調に推移↓

【金相場】週末10日のNY金相場は、米税制改革を巡る不透明感が支えとなるも、利益確定の売りなどに押されマイナス圏で推移。中心限月の12月限は1トロイオンス1274.20ドル(-13.30ドル)と、3営業日ぶりに反落して取引きを終了。この日の金相場は、前日に約3週間ぶりの高値水準を付けた反動から、利益確定の売りや持ち高調整の売りが出やすく序盤より安寄りした。また、外国為替市場では午前中ごろから一時的にドルが対ユーロで買い戻され、ドル建てで取引される金商品に割高感が生じたことも相場の圧迫要因となった。ただ、米税制改革をめぐる議会審議の行方に不透明感が広がっていることから、安全資産とされる金相場の下値は限定的だった。

国内の金相場は、売りが優勢となった週末のNY市場を映して軟調に推移。買取ベースでは1gあたり4,990円(-30円)と、マイナス圏で推移し続落しました。

《直近10日間の金相場価格推移(買取)》

11/13   4990円 (-30円)

11/10   5020円 (-8円)

11/09   5028円 (+25円)

11/08   5003円 (-12円)

11/07   5015円 (+24円)

11/06   4991円 (-25円)

11/02   5016円 (+43円)

11/01   4973円 (-2円)

10/31   4975円 (-12円)

10/30   4987円 (+10円)

直近10日間の金相場平均価格:5,000円/g


【パラジウム相場】週末10日のNYパラジウム相場は、このところの高値反動による利益確定売りや、金やプラチナなど他貴金属の軟調さが意識され売り優勢の展開に。中心限月の12月限は1トロイオンス993.10ドル(-11.30ドル)と、続落して取引きを終了。この日のパラジウムは、このところの高値推移による利益確定売りや、週末を控えた持ち高調整売りが出た事で、時間外取引きより相場は売り優勢の展開となった。その後、通常取引きでは安値拾いから買い戻される場面もあったが、金やプラチナなど他貴金属の軟調さや、冴えない米国株、米税制改革を巡る不透明感が圧迫要因となり、8日相場ぶりに1000ドルを下回って取引きを終えた。

国内のパラジウムは、利益確定売りに押されたNY相場を映してマイナス圏で推移。買取では1gあたり3,872円(-48円)と、値を下げ続落しました。

《直近10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

11/13   3872円 (-48円)

11/10   3920円 (-33円)

11/09   3953円 (+81円)

11/08   3872円 (-11円)

11/07   3883円 (-16円)

11/06   3899円 (-5円)

11/02   3904円 (+97円)

11/01   3807円 (+76円)

10/31   3731円 (-33円)

10/30   3764円 (-5円)

直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,861円/g


現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。13:40現在の金相場は1トロイオンス1277.35ドル、パラジウムは999.40ドル、為替は1$113円65銭前後の値動きで推移しております。