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【金相場】週明け18日のNY金相場は、ドル安の進行が支援材料となり上伸。中心限月の2月限は1トロイオンス1265.50ドル(+8.00ドル)と、4営業日続伸し、6日相場以来およそ2週間ぶりの高値に戻して取引きを終了。この日は、欧米株式相場が強い動きを見せたにもかかわらず、外国為替市場でユーロ買い・ドル売りが進行した事で、ドル建てで取引される金商品に割安感が生じたことから、相場は午前中に一時1267.00ドルまで上昇するなど堅調に推移した。ただその後は、米税制改革法案をめぐる審議の行方を見極めたいとの思惑が広がった事で上値追いも一服し、中盤以降では小動きな展開となった。アナリストの間からは、税制改革法案が年内に成立すれば、安全資産とされる金相場は逆風にさらされる可能性もあるが、既に概ね織り込み済みの感もあるため、下げ幅は小幅にとどまるのではとの観測も広がっている。
国内の金相場は、引き続き堅調に推移した週明けのNY市場を映して上伸。買取ベースでは1gあたり4,892円(+14円)と、値を伸ばし続伸しました。
《直近10日間の金相場価格推移(買取)》
12/19 4892円 (+14円)
12/18 4878円 (+20円)
12/15 4858円 (-19円)
12/14 4877円 (+8円)
12/13 4869円 (+3円)
12/12 4866円 (-24円)
12/11 4890円 (+20円)
12/08 4870円 (-18円)
12/07 4898円 (-14円)
12/06 4912円 (-44円)
直近10日間の金相場平均価格:4,881円/g
【パラジウム相場】週明け18日のNYパラジウム相場は、ドル安や株高などの支援材料から買われる場面もあったが、利益確定の売りが出た事で軟調に推移。中心限月の3月限は1トロイオンス1012.05ドル(-3.35ドル)と、続落して取引きを終了。この日のパラジウムは、売りが優った前週末相場に対する反動買いや、ドル安進行の流れを受けて序盤は買い戻しが優勢となり小高く推移した。また、欧米株式市場が堅調に推移した事も支援材料となったが、その後は目先の利益を確定する動きから売りに押され、相場は次第にマイナス圏に反落する展開となった。
国内のパラジウムは、引き続き利確売りに押された週明けのNY市場を受けて、国内でもマイナス圏に振れ続落。買取では1gあたり3,931円(-27円)と、値を下げ続落しました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
12/19 3931円 (-27円)
12/18 3958円 (-11円)
12/15 3969円 (+38円)
12/14 3931円 (-6円)
12/13 3937円 (±0円)
12/12 3937円 (+17円)
12/11 3920円 (-11円)
12/08 3931円 (+92円)
12/07 3839円 (+37円)
12/06 3802円 (-54円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,916円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:55現在の金相場は1トロイオンス1263.15ドル、パラジウムは1018.15ドル、為替は1$112円60銭前後の値動きで推移しております。