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【金相場】27日のNY金相場は、低調な内容となった米経済指標や、ドル安を背景に買いが進み5営業日続伸。中心限月の2月限は1トロイオンス1291.40ドル(+3.90ドル)と、前日に付けた約1ヵ月ぶりの高値を更新して取引きを終了。この日、米民間有力調査会社コンファレンス・ボードが発表した12月の消費者景気信頼感指数が、前月値から低下し、市場予想も下回る冴えない内容だったこと事から、外国為替市場ではドル売り・ユーロ買いが進行。ドル建ての金商品は割安感から買いが旺盛となり序盤より堅調な動きとなった。また、スペインの内政不安、北東アジアにおける地政学リスク増大に対する警戒感が意識されたほか、中国当局が国内最大の産銅会社に対し、冬季の汚染対策のため銅の生産停止を命じた事で、銅相場が急伸した事にもつられ買いが膨らんだ。ただ、クリスマス休暇と年末の谷間で商いが細る中、買い一巡後は小動きな展開となった。
年内の国内金相場は27日で更新終了となりました。2018年は1月5日(金)より更新再開となります。
《直近10日間の金相場価格推移(買取)》
12/27 4994円 (+30円)
12/26 4964円 (+3円)
12/25 4961円 (+21円)
12/22 4940円 (+2円)
12/21 4938円 (+27円)
12/20 4911円 (+19円)
12/19 4892円 (+14円)
12/18 4878円 (+20円)
12/15 4858円 (-19円)
12/14 4877円 (+8円)
直近10日間の金相場平均価格:4,921円/g
【パラジウム相場】27日のNYパラジウム相場は、ドル安や銅相場の上昇、他貴金属の堅調さが意識され買いが継続。中心限月の3月限は1トロイオンス1056.35ドル(+13.90ドル)と大幅続伸し、前日に付けた一代高値(2001年2月相場)を上抜いて取引きを終了。この日のパラジウムは、未明から進んだドル安の流れを受けて買いが先行した。また、銅の主要生産国である中国で環境規制が強化されており、同国政府が鉱業大手に対し生産停止を命じたと伝わった事で、休場明けのロンドン市場で銅相場が急伸。2014年ぶりの高値水準まで上昇した事で、パラジウムもつれ高となり上げ幅拡大した。途中、年末を控えた持ち高調整目的の売りも出たが、金をはじめ他貴金属が堅調に推移した事で、パラジウムにも買いが継続し、そのまま高値圏で取引きを終えた。
年内の国内パラジウム相場は27日で更新終了となりました。2018年は1月5日(金)より更新再開となります。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
12/27 4055円 (+54円)
12/26 4001円 (-27円)
12/25 4028円 (+21円)
12/22 4007円 (+33円)
12/21 3974円 (+27円)
12/20 3947円 (+16円)
12/19 3931円 (-27円)
12/18 3958円 (-11円)
12/15 3969円 (+38円)
12/14 3931円 (-6円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,980円/g
10:50現在の金相場は1トロイオンス1289.65ドル、パラジウムは1056.30ドル前後の値動きで推移しております。